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ハイデルベルガー、ペガサスシュピーレと絶縁

ボードゲーム卸のハイデルベルガー社は27日、ボードゲーム出版のペガサスシュピーレ(ともにドイツ)との取引を一切打ち切ることを明らかにした。
ハイデルベルガー社の発表によると、ペガサス社はこれまでハイデルベルガー社と卸売や販売協力を共にしてきたが、挑発と違約を繰り返したため、これ以上の取引は不可能と判断したという。ペガサス社は、ハイデルベルガー社の発表が予告も事前協議もなく、メール1本で通知されたとしており、挑発や違約の認識はないとしている。
具体的な経緯は明らかでないが、ハイデルベルガー社とペガサス社はロールプレイングゲームやアメリカのメーカーの製品取扱で重なり合う部分が多く、摩擦があったと考えられる。特にファンタジーフライト社(アメリカ)の製品は両社とも取り扱っており、タイトルの取り合いが原因になった可能性がある。
日本ではハイデルベルガー社の製品は主にゲームストアバネストが取り扱い、ペガサス社の製品は主にホビージャパンが扱っており、大きな影響はないものとみられる。ドイツ国内では、両社が取り扱ってきた外国の製品をどちらから仕入れるかで混乱を招きそうだ。
Heidelberger Spieleverlag:Heidelberger Spieleverlag beendet Geschäftsbeziehung mit Pegasus Spiele(PDF)
Pegasus Spiele:Vertrieb von Heidelberger Spieleverlag beendet

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ボーナンザ15周年、イラストレーター15人で15週間

豆を栽培するカードゲーム『ボーナンザ』の版元アミーゴ社(ドイツ)は今月、『ボーナンザ』発売15周年記念イベントを開催した。
そのイベントとは、ボードゲームのイラストを手がけるプロのイラストレーター15人が15週間をかけて自由に豆の絵を描くというもの。イラストレーターには『ボーナンザ』を描いたB.パートオフトをはじめ、F.フォーヴィンクル(『レーヴェンヘルツ』)、D.マテウス(『カルカソンヌ』)、K.フランツ(『アグリコラ』)などが名を連ねる。
5年前に行われ、一般の公募でイラストを集めた『ボーナンザ・ファンエディション』とは異なり、今回は製品を目指していない。原画1枚をボーナンザドイツ大会の優勝賞品にするほか、秋のボードゲームメッセで競りにかけ、売上を子供を援助する活動に寄付することになっている。
経過は下記のホームページとフェイスブックで順次公開される。
Bohniversum