中野フローチャート
ドロッセルマイヤーズのゲームデザインワークショップをはじめ、愛好者の間でときどき話題に上がる中野のダイニングバー「フローチャート」で、ふうかさん、karokuさんとボードゲームを遊んできた。当初は食事をしてからゲームというつもりだったが、両方できるフローチャートで移動時間を節約。
場所は中野駅北口徒歩6分。ドロッセルマイヤーズのある中野ブロードウェイのさらに奥にある。開店時間は19:00~翌5:00。終電を逃した人が朝まで遊んでいくこともあるそう。
地下にある店内はそれほど広くなく、カウンターとテーブル席が3つほど。今回は一番奥の半個室席を陣取った(席の予約もできるが、今回は予約なし)。ふかふかのソファーと、ゲームと料理が置ける広めのテーブルが心地よい。
テーブルチャージは300円だけで、あとは料理や飲み物を適当に頼む方式になっている。愛知県出身のオーナーが提供する味噌カツ、手羽先、天むす、えび天ピザ、きしめんカルボナーラなど名古屋料理が美味しい。飲み物はもちろん多種。ゲームをするのでノンアルコールカクテルを頼んだが、パッションフルーツと牛乳のカクテルがなかなかイケた。のどが渇いたと思ったら飲み物を注文できるのがいい。
棚にはドミニオン全セットをはじめ、定番ゲームが結構用意されている。作者が置いていったというレアな同人ゲームも何点か。我々はゲームを持ち込んだが、ほかのお客さんにはひとしきり飲んだ後、店内のゲームを遊んでいる人もいた。カウンターにいた人が「面白そうなゲームですね!」と覗きこんだりするなど、お客さん全体がボードゲームというものを理解している。だから心置きなく遊べる。
ボードゲームをするには店内がちょっと暗いかなと思ったが、遊ぶのには支障がなかった(あんまり明るいバーというのもねえ)。結局5時間滞在して、飲食が1人3000円くらい。あやうく終電を逃すくらい、居心地がよい空間だった。
PBWの『サイキックハーツ』 、カードゲームで発売
翔エンタープライズは本日、『サイキックハーツ カードゲーム』を発売した。鈴木銀一郎&うえむらデザイン、3~5人用、12歳以上、60分、4001円。
トミーウォーカーが運営するプレイバイウェブゲーム(PBW)『サイキックハーツ』。現代日本を舞台に、人の心の闇に潜み400年の間人類を影から支配してきた「ダークネス」と、ダークネスの力を持ちながらも人の心を保った「灼滅者(スレイヤー)」との戦いを描いた超能力バトルを描く。
カードゲームでは、昨年発売され、ボッぱい大賞に輝いた『ウルフレンド・クエスト』で用いられた「Suzuki Original System」を採用。先頭の勝敗判定をダイスで行う前に、キーワードを使った決めゼリフをいって、みんなに認められればダイスの目を有利にできる。シナリオも5本用意され、短時間でTRPGの雰囲気を味わえる。
・トミーウォーカー:サイキックハーツ
・翔エンタープライズ:サイキックハーツ カードゲーム
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