窓を開いて本を参照『ロビンフッドの冒険』日本語版、9月15日発売
ジーピーは9月15日、『ロビンフッドの冒険(Die Abenteuer des Robin Hood/The Adventures of Robin Hood)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、60分(1シナリオ)、9900円(税込)。
『アンドールの伝説』のメンツェルがデザインとイラストを手掛け、コスモス社(ドイツ)から2021年に発売された協力ゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞ノミネートほか、スイス、イタリア、オランダのボードゲーム賞にノミネートされている。200ページ以上のゲームブック(ハードカバー)を参照しながら、ボード上の窓を開けていくという、これまでにない作品である。
プレイヤーは4人の登場人物(ロビンフッド、恋人のマリアン、怪力の大男リトルジョン、甥のスカーレット)を担当する。10のシナリオから1つを選んでスタート。袋から引いたディスクで手番とイベントの順番が決まる。手番には、3つある移動テンプレートを接するように並べてボード上を移動し、移動先の窓を開いたり、敵と戦ったり、味方とアイテムを交換したりする。
移動先の窓を開いたら、隣のプレイヤーがゲームブックの対応するページを読み上げる。選択肢が提示され、どれを選んだかによって展開が変わる仕組み。敵との戦闘は袋からキューブを引いて勝敗を決める。シナリオ勝利条件を満たせば全員の勝利、その前に悪いイベントなどで時間切れになればゲームオーバーとなる。
『アンドールの伝説』と同様、第1章はチュートリアルとなっており、ルール説明なしでゲームを始められる。その後のシナリオは次に続いており、新しい要素が追加されていく。ゲームブックを使用することで、同じ窓でもシナリオによって出来事が変わり、新しい事態に立ち向かうチームワークが試される。
ロビンフッドの冒険(Die Abenteuer des Robin Hood / Menzel / Kosmos+GP, 2021-23)
移動テンプレを置いて移動し、ボード上の窓を開いてミッション達成の糸口を探す協力ゲーム。章が進むごとに要素が追加され、SdJノミネートとは思えない難易度。ロビンフッドの話を誰も知らなくても十分楽しい pic.twitter.com/3ztknBGq5p— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) March 13, 2024
大鎌戦役の世界を探険『エクスペディションズ』日本語版、9月22日発売
アークライトゲームズは9月22日、『エクスペディションズ(Expeditions)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.ステグマイヤー、イラスト:J.ロザルスキ、1~5人用、14歳以上、60~90分、12100円(税込)。
『サイズ-大鎌戦役-』の世界を舞台としたスタンドアローン型のデッキ型探検ゲームで、ストーンマイヤーゲームズ(アメリカ)から今夏発売となる。シベリア・ツングースカ川の近くに巨大な隕石が墜落し、古代の「腐敗」が目覚めた。タルコフスキー博士が率いる探検隊はメックと手札を改造しつつ、アーティファクトと栄光を求めてシベリアを探査する。
ランダムに並べられた六角形の区域タイルがゲームボード。プレイヤーはそれぞれキャラクターと相棒の動物のペア、非対称なメックでゲームに臨む。カードドリブンによるエンジンビルドで、カードをプレイし、リソースを使って新たなカードやリソースを入手。能力を獲得し、メックをレベルアップさせ、7つの条件を1つ満たすごとに手に入る栄光トークンを4つ獲得することを目指す。
手札はすべてオープンで、使う順番も自由。迫力あるサイズのメックコマや、各種木製コマ、トークンなど多彩なコンポーネントも豪華で、ウェブランダマイザーにより毎回異なるセットアップでゲームを楽しめる。オートマによるソロルールも付属する。
内容物:ベースキャンプボード 1枚、メックボード 5枚、区域タイル(六角形) 20枚、メックコマ 5個、土台 5個、労働者コマ 50個(各色10個 紫、緑、赤、黄、青)、開始時カード 12枚、物品カード 25枚、隕石カード 25枚、任務カード 40枚、アクショントークン 5個、武力トークン 5個、策謀トークン 5個、栄光トークン 20個(星型、各プレイヤー4個)、地図トークン 30個、腐敗トークン 37個(各種6個、数字が20のものが1個)、腐敗用の袋 1個、コイン 80枚(厚紙製)、早見表 10枚、達成記録シート 1冊、ルール説明書 1冊、オートマ用行動決定カード 14枚、オートマ用進行カード 5枚、オートマ用栄光カード 1枚、オートマ用早見カード 1枚、オートマ用ルール説明書1冊(※カードサイズ 63×88mm)