ロール&ライトでキャンペーン『ドローントゥアドベンチャー』日本語版、10月27日発売
サニーバードは10月27日、『ドローントゥアドベンチャー(Drawn to Adventure)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.ピゴット、イラスト:M.ディミトリエフスキ、1~4人用、14歳以上、30~90分、3850円(税込)。先行販売は本日まで下記サイトにて。
『マーチャンツコーヴ』のファイナルフロンティアゲームズ(マケドニア)から2021年に発売された。『マーチャンツコーヴ』の世界観によるキャンペーン型のロール&ライトゲーム。
スケッチブック式になった6種類のマップから同じものを1つを選び、各プレイヤーはそれぞれ特殊能力の異なるキャラクターを担当してスタートする。
ダイスを振ってボードに書き込み、特殊能力を駆使してモンスターを倒し、さまざまなクエストをこなしていく。マップは展開によって分岐していき、3つ目のマップが完了した時点で最も多くの財宝を手に入れていた冒険者がゲームの勝者となる。
マナを貯めて特殊能力を使い、経験値を上げてキャラクターをレベルアップさせる。輝かしい財宝などの多くの報酬を獲得しよう。充実したソロプレイモードも付属する。
(写真は英語版)
スタートプレイヤー決め・グループ分けアプリ「Chwazi」
Chwazi(シュワジ)は、スマホ画面にみんなで指を置くだけでスタートプレイヤーを決めたり、グループ分けしたりできる無料のスマホアプリ(Google Play/Apple Store)である。先日フランスから遊びにいらしたボードゲーム愛好家に教えてもらい、使い勝手が良くてよく使っている。
ボードゲーム愛好家であればスタートプレイヤーはゲーマーじゃんけんで決めることが多いと思うが、じゃんけんには「いつもグーを出してしまう」などの出し癖があるもので、続けて同じ人がスタートプレイヤーになることも少なくない。初プレイのボードゲームの場合、みんなスタートプレイヤーになりたくはないもので、グーを出した自分を呪ったり、「スタートプレイヤーにならないゲーム」にちょっと頭を使って肝心の本ゲームがおざなりになった感じになったりする。
Chwaziはその点、何も考えないで各自が指を置くだけで、一瞬のうちに完全にランダムで1人を決めてくれる。このときの神様に「このゲームはあなたがスタートプレイヤーをやるのがふさわしい」と決められたような儀式的な感覚がいい。ゲーマーじゃんけんがあいこや決勝になる可能性を考えると、時間も短くて済む。ゲーマーじゃんけんの説明が必要な初心者がいるならば、間違いなくChwaziのほうが優れている。
さらに、多人数をグループ分けするときはChwaziはとても便利だ。指を置くと2~5グループまで色分けして示してくれる。「グーとパー」で分けようとすると、なかなか半々にならずに何回もあいこになるが、Chwaziなら一発である。ボードゲームだけでなく、スポーツでもチーム分けに使っている。
あえて欠点をあげるならば、他人のスマホに指紋をつける気持ち悪さぐらいか。気になるなら、前後にアルコールティッシュで拭いてもよいだろう。