山形大学で国際ボードゲーム展示会、7月6日
山形大学(小白川キャンパス)で7月6日(日)、国際ボードゲーム展示会が開かれる。10~16時、入場無料。
グローバル・スタディーズを担当するグローグ・ダグラス准教授の発案で開かれるもの。准教授は英語でプレイするボードゲームサークルを開き、日本人学生の英語力向上と、留学生との交流の両方をはかっている。
当日はたくさんのボードゲームが日英二ヶ国語の解説付きで展示されるほか、近隣の小中学生を招き、キッズゲームを中心にスタンプラリー方式の体験会が行われる。体験会にはアメリカや中国の留学生もゲームに参加する予定で、簡単な英語で遊ぶチャレンジもできる。
・山形大学実践教育プログラム:国際ボードゲーム展示会
ドイツ年間キッズゲーム大賞に『幽霊、幽霊、宝探し』
ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は23日、ハンブルクにてドイツ年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)の発表と授賞式を行った。先月19日にノミネートされていた3タイトルの中から、『幽霊、幽霊、宝探し(Geister, Geister, Schatzsuchmeister!)』が大賞に選ばれた。日本国内では未発売。
昨年の『お姫様を助けるのは誰だ』に続く協力ゲーム。今度は全員がお宝ハンターとなり、幽霊屋敷に挑む。サイコロを振ってその数だけ移動し、お宝のある部屋まで行けばゲット。しかしサイコロで幽霊の目が出ると、屋敷の中に幽霊が新たに登場する。幽霊はサイコロで対応する目が出れば退治できるが、同じ部屋に3体溜まると大きな幽霊となり、2人がかりで倒さなければいけなくなる。8つのお宝を集めて幽霊屋敷から全員脱出できれば勝利、その前に大きな幽霊が6体登場すれば敗北となる。
審査委員会は、作者が幽霊屋敷の雰囲気をゲームで演出すると共に、導入ルールによって親子の世代の橋渡しができていると評価している。作者のB.ユー氏はアメリカ人で、出版社のマテルもアメリカの企業。2001年から始まったドイツ年間キッズゲーム大賞初の、ドイツ国外作品の授賞となった。
本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月14日、ベルリンで行われる。
・Spiel des Jahres:”Geister, Geister, Schatzsuchmeister!” ist das Kinderspiel des Jahres 2014