アークライト、『ラブレター』を5月31日発売
アークライトは5月31日、世界的に人気を読んでいる国産カードゲーム『ラブレター(Love Letter)』を発売する。カナイセイジ作、杉浦のぼるイラスト、2~4人用、10歳以上、5~10分、1998円。
さまざまな身分の協力者を使って、お城の姫に恋文を届けるカードゲーム。手札を1枚しかもたず、その内容をほかの人に気づかれないように行動しなければならない。2年前のゲームマーケットで発売され、日本ボードゲーム大賞で1位を獲得。イタリア語、英語、台湾語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、ギリシャ語、ポーランド語、フランス語、オランダ語の13ヶ国語で発売されている。ドイツでは2014年度に発売されており、これから選ばれるドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルト・カードゲーム賞への入賞も有力視されている。
日本では500円ゲームズで発表された初版から、封筒に入った廉価版(700円)、萌え絵イラストのアンソロジー『プリンセスワンダー』(3990円)が販売されているが、今回は追加カードとして通常カードと入れ替えできる「王」「王子」「姫(ショート)」「姫(メガネ)」「伯爵夫人」「女公爵」の6枚と、テキストの入っていないカード22枚が入っているのが特徴。イラストはカナイ製作所おなじみの杉浦のぼる氏による木版画調で箱絵まで統一した。
世界が注目する日本のカードゲーム。まだ遊んでいない方だけでなく、廉価版をどこにしまったか覚えていない(薄い封筒なので見えなくなりやすい!)という方も、この機会に入手しておこう。
・アークライトゲームズ:ラブレター
・TGiWレビュー:ラブレター
『キャット&チョコレート 日常編』発売
幻冬舎エデュケーションは本日、ひらめきとプレゼン力でピンチを切り抜けるコミュニケーションゲーム『キャット&チョコレート 日常編』を発売した。3~6人用、8歳以上、30分、
1620円1760円(税込)。
国産ゲームで初めて、日本ボードゲーム大賞を受賞した作品が新しいテーマで帰ってきた。幽霊屋敷編、ビジネス編、学園編に続くシリーズ第4弾は、幻冬舎エデュケーションの取り扱いにより、これまでより格段に入手しやすくなる。
「靴下に穴が!」「宿題が終わらない!」「さぼっているところを見つかりそう」など、お題のカードに書かれている日常に起こりうるピンチを、「新聞」「消火器」「ネコ」「サッカーボール」など、手札の限られたアイテムでどう乗り切るか即興で発表し、他のプレイヤーのジャッジを受ける。ほかのみんなの多数決で成功判定が出れば得点。
ほかのプレイヤーを納得させる真っ当な解決法はもちろんのこと、「ウマい!」と思わせる発想力、プレゼン力、機転が試される。しかし無理やり考えついたこじつけに大笑いするのも、このゲームの醍醐味だ。
追記:2022年2月に新装版が発売。カードを6枚増やし、カードサイズを88×63mmに変更。内容の一部変更と全イラストの描き直しを行い、パッケージは丈夫な縦型の貼り箱になった。