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『Gods’ Gambit~神々の一手~』発売、英語版も目標額達成

アークライトは本日、日本人デザイナー・カナイセイジ氏の新作カードゲーム『Gods’ Gambit ~神々の一手~』を発売した。2~6人用、10歳以上、20分、2500円(税別)。
『ラブレター』のカナイセイジ氏の新作で、ゲームマーケット2014春で発表されたばかりの新作。プレイヤーは堕ちた神々の一柱となり、場札と同じ地域(色)もしくは同じ問題(数字)の従僕・自分の化身などを手札から出すことで、善行を積んでいく。ほかの神々からの邪魔をくぐり抜け、最も早く手札をなくすことを目指す。カナイセイジ氏の得意とする特殊効果が目白押しで、熱い戦いが繰り広げられる。
キックスターターではAnalog Gamesという団体が来年1月の発売を目指して英語版の資金を募集している。20000ドルの目標額に対して、すでに24000ドルが集まっており、海外からの注目度の高さがうかがえる。
Kick Starter:Gods’ Gambit
ある元心理カウンセラーのボードゲーム日記:God’s Gambit(ゴッズギャンビット)~神々の一手~ 初プレイ リプレイ!

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シンデレラが多すぎる(Too Many Cindelleras)

おっさんキター!
シンデレラが多すぎる
顔じゃなくて、足で本人確認されたシンデレラ。考えてみればずいぶんとフェティッシュな話である。そんなシンデレラ探しを、カードゲームにした作品。ゲームマーケット2014春で大気圏内ゲームズが発表した同人ゲームである。たくさんいるシンデレラ候補から、消去法で絞り込んでいく。その結果、ありえない人がシンデレラに!
配られたカードはシンデレラ候補たち。ランクと属性が書いてある。例えば最有力候補の1番は、「ティーン(10代)、主飲料はワイン、主食はごはん、髪は金髪」という属性がある。
またカードには「ワインは飲まない」「シニアでない」などの、「○○でない」という情報が書いてあり、これを順番に1枚ずつ出して絞り込んでいく。もちろん、自分の手札の候補が残るようにだ。
不都合な情報が出てきたら、「No!」チップを出せる。しかしこれが使えるのは1回だけ。あとはいわれるままに従うしかない。全員が2回、カードを出したら、最後に山札からめくって(どんでん返し)、条件を決定する。
ここで全員手札に残ったカードを出して、条件に該当する候補のうち、ランクが高いものがシンデレラに選ばれる。そのカードを出した人の勝利。
10分もかからないライトなゲームだが、やってみると自分の手札と、場の状況からどの条件を出していくか悩ましい。ときにはどれを出しても自分の首を絞めることも。それが悔しくて4回もプレイ。2回は順当に1番候補がシンデレラに選ばれたが、だんだんマークが厳しくなる。特に「ランクを逆転させる」と、「上位ランクを全て候補から外す」の情報が強烈。そのせいで3回目はおばはん、4回目はおっさんがシンデレラに選ばれた。王子涙目ー!
シンデレラが多すぎる
大気圏内ゲームズ(2014年)
2-4人/10歳以上/10分