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『コンコルディア』日本語版発売

ニューゲームズオーダーは16日、古代ローマ帝国を舞台にしたドイツのボードゲーム『コンコルディア(Concordia)』日本語版を発売した。M.ゲルツ作、2~5人用、12歳以上、90分、8000円(税込み)。
『ナビゲーター』『マチュピチュの王子』など、ロンデルというシステムが得意なM.ゲルツの作品で、オリジナルはPD出版(ドイツ)から昨秋発売された。デッキ構築とセットコレクションを組み合わせ、短いルールでたっぷり遊べる作品として評価が高く、フェアプレイ誌のスカウトアクションで2位(TGiWニュース)、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート(TGiWニュース)に入っている。
自分の番には1枚カードを出して、その効果で資源を集めたり、集めた資源で家を建てたり、新たなカードを買ったりする。デッキ構築といっても、新たに手に入れたカードは手札に入り、使ったものが捨て札になり、「護民官」というカードを出したときに捨て札を全部回収できるという仕組みだ。
日本では輸入版が昨年12月に発売されていたが版元品切れとなり、再版にあたって日本語版が制作されることになった。また、今回の発売に合わせて、品薄になりがちなPD出版の作品『ナビゲーター』『インペリアル』なども再入荷している。
ニューゲームズオーダー:コンコルディア日本語版
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コンコルディア

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那覇でボードゲームフリーマーケット

去る7月13日、那覇市内のイベントスペース「Morso」にてボードゲームフリーマーケットが開催された。7ブースが出展し、約40名が訪れた。
愛好者が遊ばなくなったボードゲームを持ち寄り、安価で売買するフリーマーケットが全国に広がりを見せている。今年は札幌と名古屋で行われ、今月27日に福井、来月3日に札幌で開かれる(TGiWニュース)。
那覇のボードゲームフリーマーケットは4日前の直前告知だったにも関わらず、大盛況に終わった。県庁所在地規模の都市であれば全国どこでも、ボードゲームフリーマーケットを開ける可能性を示したといえよう。実際、長野ではすでに開催が検討されており(ソース)、今後の広がりも注目される。
会場の「Morso」では毎月1回、人狼パーティ「人狼Night」も開かれており、今月は18日(金)夜に行われる。連絡先はツイッター@morso_mihara111にて。また来年1月には新しいボードゲームショップ「サイコロ堂」の実店舗を立ち上げる予定だという。
那覇ボードゲームフリーマーケット
写真提供:RXP氏