Q100:ルールブックが理解できず遊べなかったことが・・・
A.何度もある 41票(25%) | |
B.たまにある 89票(54%) | |
C.ない 36票(22%) |
11月のゲームマーケットも近づく中、8月に当サイトのエントリー「ルールライティングのチェックポイント」には大きな反響がありました。ルールライティング経験のあるI was gameさん(ボードゲームのルールを書くための5つの tips)、The Game Galleryさん(ルールライティング時のチェック項目)でもより詳しいアドバイスが掲載され、制作者は参考になったのではないかと思います。
アンケートは、読む方の立場から、ルールブックが理解できなかったことはどれくらいあるかお訊きしました。それによると、8割の方が遊べなかった経験をお持ちだということが分かりました。何度もあるという方は4人に1人になります。折角買ったのに遊べないというのは悲劇的なことだと思います。
『ゲーム探検隊』(草場純、2007年)では、「正しいルール」にたどり着くための方法として4つの立場が挙げられています。私もルールの解釈に迷ったとき、参考にしています(特に合理主義と功利主義)。細かい部分が分からないだけだったら投げ出してしまわず、自分なりの解釈で遊んでみてはいかがでしょうか。
- 現地主義
作者・実際に遊んでいる人に教えてもらう - 合理主義
ほかの部分との整合性から推定する - 功利主義
面白くなりそうなほうを採用する - 文献主義
文字通りにやってみる
10月のアンケートは、日本語版ボードゲームの日本語ロゴについてです。日本語のロゴは、普段遊ばない人がゲームを手に取るには不可欠なものでありますが、ボックスアートのデザインを著しく損なうという意見もあります。キッズゲームでは輸入玩具であることを強調するために、あえて日本語ロゴを入れないでほしいという要望もあるそうです。みなさんがお好みのレイアウトはどれか、お答え下さい。