『ドミニオン:冒険』日本語版、9月下旬発売
ホビージャパンは9月下旬、デッキ構築カードゲーム『ドミニオン』の拡張セット第9弾『ドミニオン:冒険(Dominion: Adventures)』を発売する。D.ヴァッカリーノ作、2~4人用、13歳以上、30分、4,500円(税別)。プレイするためには『ドミニオン』基本セット、または『ドミニオン:陰謀』、または『ドミニオン:基本カードセット』が必要。
前回の拡張『ドミニオン:ギルド』から2年ぶりとなる最新拡張セット。このセットでは、人生が先細りとなってきた領主たちが、さらなる栄華を求めて冒険へと旅立つことがテーマとなっている。
大箱サイズのボックスに、30種類の新たな王国カードが入っている。その中には『ドミニオン:海辺』で登場した「持続」という能力(将来のターンに効果)が再録され、さらに必要なときまでわきにおいて能力を取っておくことができる「リザーブ」や、デッキには入らず、カード購入したときに1回限り効果が発生する「イベント」が新たに加わった。
中でも今回の目玉は、場から捨て札にするときに指定されたカードと交換する「トラベラーカード」。これによって5段階でレベルアップし、能力がどんどん強くなっていく。
カードの能力を変更するさまざまなトークン類も付属。今までのカードセットと組み合わせて、さらにバラエティに富んだゲーム展開が楽しめるだろう。
・ホビージャパン:ドミニオン
『ケンブルカスケード』日本語版、9月下旬発売
ホビージャパンは9月下旬、縦スクロール型シューティングゲームをボードゲーム化した『ケンブルカスケード(The Battle at Kemble’s Cascade)』日本語版を発売する。ティルランド兄弟作、2~5人用、13歳以上、70~90分、6,800円(税別)。
ズィーマンゲームズ(カナダ)が2014年秋に発売した作品で、スウェーデン人がデザインした。1980~90年代に流行した縦スクロール型シューティングゲームをボードゲーム化した作品である。
伝説によれば、ケンブルカスケードの小惑星郡の奥深くには、恐るべき古えのタイタンが守る異星人の秘密や素晴らしい鉱石が眠っているとのことだ。西暦3868年、君は自らの宇宙帝国の連邦議会により、この神話の秘密を解き明かし、まだ知られざるテクノロジーを持ち帰るべく、この”滝”(カスケード)へと送り込まれた。これこそ、君が待ち望んでいた栄誉へのまたとないチャンスなのだ。
ゲームは敵と敵弾が飛び交う背景宇宙を「スクロール」していくことで進められる。毎ラウンド、宇宙空間の最後の列は消え去り、銀河の最前列に新たな列が登場する。さらにトンネル、ワームホール、ファイターなど、さまざまな敵が登場するレベルパックを組み合わせることで、無限のゲームパターンが生まれ、毎回異なった展開が楽しめる。
また、自機を改良でき、戦略によって武器をアップグレードしたり、エンジンを強化したり、シールドで守りを固めたりできる。ほかのプレイヤーを攻撃することも可能で、その対策も怠ってはならない。
ボックスアートは角がダメージを受けて剥がれているようにデザインしてレトロ感を出した。『ゼビウス』など懐かしのレトロゲームを、新しいアプローチでまた楽しんでみてはいかが。
ゲームの内容物
-スペースカード123枚 -アップグレードカード33枚
-ミッションカード8枚 -センサーカード40枚 -功績カード22枚
-キャプテンボード5枚 -スコアボード1枚 -戦闘機コマ5個
-パワーアップカード23枚 -スコアカード5枚
-スクロールトレイ10枚 -ベロニウム結晶35個
-栄誉/敵弾/エネルギーマーカー15個
-プレイヤーマーカーとPvPマーカー50個 ほか
【おまけ3】翻訳必要部分に関してはこんな感じ。 pic.twitter.com/UDO3fFyijM
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2015, 8月 24