すごろくやは12月8日、『キウィズの王様（The Grand Kiwiz）』日本語版を発売する。ゲームデザイン：G.ラルジェ＆F.クリッタン＆S.ポーション、イラスト：M.パンプキンズ、2～8人用、8歳以上、25分、4576円（税込）。ゲームマーケット2023秋で購入またはフォローアップ通知を登録した方に特製巨大バッグがプレゼントされる。

ランダム合成された9択のクイズで、必ず1つだけ存在する正解を避けつつ、間違いだけを選び続けるクイズゲーム。オリジナルはスタジオH（フランス）から2022年に発売された。

「中国の国旗は」「グアテマラの国旗は」「パラグアイの国旗は」といったカードと、「当時の国王がかいたイラストが使われている」「表と裏でデザインが違う」「2023年現在までに28回デザインが変更された」といったカードを組み合わせて、9択のマルバツクイズを生成する。カードには穴が空いており、フタを取り除いたときに正誤がわかるようになっている。

チーム対抗で交互に、間違いと思われる組み合わせのフタを取り除いていき、その通りならば得点。しかし選択肢はなくなっていき、正しい組み合わせのフタを取り除いてしまうと得点がなくなってしまう。どこで挑戦をストップして得点をセーブするか、チームの駆け引きが楽しめる。

クイズは食べ物や日用品、著名人といったジャンルで39セットあり、各セットは12パターンのクイズを生成。知識として知らなくとも、地頭力でうまく不正解を選んでいけそうな難易度設定になっている。

すごろくや：キウィズの王様

キウィズの王様（The Grand Kiwiz / Crittin et al. / Studio H + Sugorokuya, 2022-23）
チーム戦で正解を当てててはいけない消去法クイズ。知識・地頭力もそこそこ問われるが、正解だと一気にマイナス点になる上に、絶対ありえないと思うものが正解だったりする絶妙なクイズでスリル感が味わえる pic.twitter.com/WOcsp448rS

— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) December 24, 2023

グループSNE／cosaicは11月30日、『バック・トゥ・バック（Back to Back）』日本語版を発売する。ゲームデザイン：K.キアナン、イラスト：本田佳世、3～6人用、6歳以上、20分、4400円（税込）。

オリジナルはブロードウェイトイズ（香港）から2021年に発売された作品。背中に絵を書いてお題を伝えるパーティー伝言ゲームだ。

「ショルダーケープ」と呼ばれる前掛けを背中に着用し、一列に並んで後ろの人から順次、消せるペンで前の人にイラストを描いていく。前の人は背中をなぞられる感覚を頼りに、さらに前の人の背中に同じものを描いていき、最後に先頭のプレイヤーが「お題だと思うもの」を宣言して、もともとのお題と合っていたら全員の勝利となる。

ネコがイヌになり、イヌがウシになり、ウシが恐竜になるなど、たとえ正しい答えが伝わらなくても、その変遷で最後に大笑いしよう。

（写真は中国語版）