ウィンドライダー・ゲームズ設立、第1弾は『ラー』
アスモデ・ノースアメリカは15日、ラスベガスで行われているゲーム製造者連盟(GAMA)トレードショーにて、新しいスタジオ「ウィンドライダー・ゲームズ(Windrider Games)」の設立を発表した。第1弾としてR.クニツィアの『ラー(Ra)』新版を今夏か今秋に発売する。
ウィンドライダー・ゲームズは、ファンタジーフライトのスタッフ4名が独立して立ち上げた。ファンタジーフライトは2014年にアスモデに合併した後、「ユーロ・クラシックス」シリーズを開始。第1弾『チグリス・ユーフラテス』、第2弾『サムライ』と、クニツィアの作品をリメイクしてきた。ウィンドライダー・ゲームズは、この「ユーロ・クラシックス」シリーズのスタッフで立ち上げたものと見られる。『チグリス・ユーフラテス』と『サムライ』は今後、ウィンドライダー・ゲームズのレーベルで取り扱われる。
ファンタジーフライトは『アーカムホラー』シリーズや『アンドロイド』シリーズなどのアメリカゲーム路線で棲み分けしていく模様だ。
アスモデ社は北米市場にファンタジーフライト、デイズオブワンダー、ウィンドライダーという3つのレーベルで展開し、さらに『カタン』と『ドブル』のライセンスも取得して全年齢に向けた強固な体制を築いている。
『ラー』は1999年にアレア(ドイツ)から発売され、『モダンアート』『メディチ』と並んでクニツィアの競りゲーム三部作に数えられる名作。日本ではニューゲームズオーダー社が昨年、オリジナルのデザインで日本語版を発売した。
・WindRider Games
『クイズいいセン行きまSHOW!恋愛編』4月27日発売
アークライトは4月27日、人気パーティーゲームの続編『クイズいいセン行きまSHOW!恋愛編』を発売する。デザイン・川崎晋(カワサキファクトリー)、イラスト・U井(TANSAN&Co.)、3~10人用、8歳以上、10~30分、3,000円(税別)。
誰も知らない、確かめようもないような問題にだいたいの感覚で回答するゲーム。2008年にカワサキファクトリーから発表され、2014年にアークライトが一般発売している。前回と同様、今回も同社の国産ゲームブランド「スイッチゲームズ」からの発売となる。
「Q.女性が男性に「義理チョコ」をあげるとき、その一般的な金額は、1つ何円でしょう?」「Q.「好きな子にはいたずらしたくなる」という言葉がありますが、何歳までなら許されるでしょう?」といった問題が156問入っている。マーカーで回答ボードに記入して、一斉に発表。数字の大きい順に並べ、ちょうど真ん中だった人が得点、両極端だった人が減点される。
初対面の男女で遊んでお互いの性格を知るもよし、気心の知れた同性で遊んで非常識な数字にツッコミ合うもよし。盛り上がり必至のパーティーゲームだ。