2016年1〜3月のアクセス解析
アクセスの多かった記事ランキング(セッション数)
1.フランスの協力型冒険ゲーム『大いなる狂気の書』日本語版、2月下旬発売 2974
2.ボードゲーム愛好者の喫煙率 1786
3.東京・飯田橋にボードゲームバー、1月27日オープン 1753
4.第4回ボードゲーム川柳大賞:結果発表! 1655
5.『オニリム』シリーズ第3弾『シルヴィオン』日本語版、2月下旬発売 1614
6.ボードゲームバー「グリュック」を訪問 1279
7.『アンドロイド:ネットランナー』日本語版、2月20日発売 1260
8.ナショナルエコノミー(National Economy) 1207
9.ポーランドの『コレイカ』、ロシアで発売禁止に 1190
10.K.トイバーの名作『さまよえるオランダ人』日本語版が3月発売 1120
昨年の今頃は『枯山水』がブームとなりましたが、今年はそのような国産ゲームがなく、相対的に輸入ゲームの注目率が上がりました。協力ゲーム『大いなる狂気の書』、1人ゲーム『シルヴィオン』、2人ゲーム『アンドロイド:ネットランナー』、旧作リメイク『さまよえるオランダ人』と、変わり種が注目されています。
国産ではゲームマーケット2015秋の新作評価アンケート1位だった『ナショナルエコノミー』がランクインしました。また、東京・飯田橋のボードゲームバー「グリュック」が、オープンとレポートの両方の記事でランクインし、話題となっているようです。
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zAHA体験(zAHA Experience)
高いザハ率で陥れる
ザハ氏が設計した国立競技場の建設を落札するゲーム。ザハ案ではコストがかかりすぎるので、みんながピース又吉氏を混ぜてごまかしてくる。しかしその中に本物の建設計画が入り込んで大変なことに・・・。
ザハ率100%(3000億円)から、3%(10億円)までのカードが3枚ずつ各プレイヤーに配られる。全員が1枚を裏にして出す。この合計と、山札から1枚加えた金額が実際の建設費であるが、自分の出したカード以外は分からない。その状態で入札を始める。
順番に、落札したい金額を言い、競り下げていく。「2000億円!」「1900億円!」「1850億円!」・・・もう無理だと思ったら抜けて、最後の1人になったら落札。カードを全部めくって実際の建設費を確認する。
落札額が、実際の建設費を下回っていた場合、建設計画は白紙撤回されたことになり、落札したプレイヤーは脱落してしまう。手札を補充して次の入札へ。こうして1人だけ残ればその人が勝者となる。
また、落札額が建設費を上回っていれば競技場は完成し、落札したプレイヤーが勝者となる。
ゲームの核はブラフである。高い数字を出しておいて低いところから始め、さっさとパスして落札者の脱落を狙う作戦。逆に低い数字を出しておいて高いところから始め、みんなに警戒させてパスを誘う作戦。もちろん他の人も同じことを狙っているので、自分が引っかかるかもしれない。
3000億円、2000億円は1枚ずつしかなく、多くのカードは数百億円の価格帯にあるため、ヒリヒリするような値下げ合戦が楽しめる。しかしたまに出てくるリベートカード(山札から引いたカードの2倍を上乗せ)で、いきなり高騰することもあるので注意が必要だ。
zAHA体験
北条投了/芸無工房LOSERDOGS(2015年)
2~7人用/30分