美味しいワインを作ろう『ワイナリーの四季』日本語版、2月11日発売
アークライトは2月11日、『ワイナリーの四季(Viticulture)』日本語版を発売する。デザイン・M.M.ペダーセン、J.ステグマイアー、A.ストーン、イラスト・B.ソーベル、1~6人用、13歳以上、45~90分、7200円(税別)。
『ふたつの街の物語』『大鎌戦役』で急速に注目を集めているストーンマイアーゲームズ(アメリカ)が2013年に発売した作品。今回の日本語版は2015年のエッセンシャル版に基づく。
舞台は伝統的なワイナリーがひしめくワインの銘醸地イタリア・トスカーナ地方で、長いこと疎遠だった親から突然ワイナリーを相続したプレイヤーが、荒れ果てた畑と古びて使い物にならなくなった施設を復興させる。
ブドウの樹を植え、畑を管理し、季節労働者の手を借りて収穫し、ブドウを搾り、醸造し、熟成させて、ネゴシアン(問屋) のオーダーに沿ったワインを出荷して、収入と名声を獲得していこう。施設を改修し、見学やテイスティングが目的の観光客の力を得ることも大切だ。
ワイン製造過程をありありと描写するだけでなく、ワーカープレイスメントによるアクション選択、建物による特殊能力、充実した木の駒と、楽しい要素満載の一作。イベントカードのテキストも日本語になり、遊びやすくなっている。
内容物:カード232枚、コマ類:226個、ゲーム盤1枚、ルール説明書1冊、ワイナリーボード6枚、早見表1枚
Trick Taking Partyゲーム賞2017、応募1月31日まで
ゲームサークル「Trick Taking Party」は、トリックテイキングゲーム専門のゲームデザインコンテスト「Trick Taking Partyゲーム賞」を開催している。応募受付1月31日まで。
トリックテイキングはカードゲームの一大ジャンルで、ドイツをはじめ世界各国で伝統的に遊ばれており、日本でも熱烈なファンがいる。『ウィザード』『ヴァス・シュティッヒ』『ペッパー』など、日本語化されたものも少なくない。またゲームマーケットでも毎回、数多くのオリジナル作品が発表されており、『落水邸物語』や『7つの紋章、7つの部族』など、高い評価を受けたものもある。
「Trick Taking Party」は定期的にトリックテイキングゲームのオンリーイベントを開催しているが、このたびついにデザインコンテストに乗り出した。審査員はひげくまごろう(Trick Taking Party主催)、草場純、新澤大樹(サークル倦怠期)の各氏が務め、大賞には賞金1万円が贈られる。
応募作品は未発表のトリックテイキングゲームで、ルールのデータ、および必要に応じてコンポーネントを送る。詳細は下記ホームページを参照のこと。
・Trick Taking Partyゲーム賞