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『ワンピース』映画のDVD付録にボードゲーム

12月28日に発売予定のBlu-layとDVD『ONE PIECE FILM GOLD GOLDEN LIMITED EDITION』に、オリジナルボードゲームが付属する。デザイン・渡辺範明(ドロッセルマイヤーズ)、2~5人用、20~30分。
『ONE PIECE FILM GOLD』は『ワンピース』の劇場版最新作。舞台が巨大なカジノ船であったことから、劇場公開時にはオリジナルトランプが劇場特典として配布されるなど、アナログゲームに絡んだプロモーションが行われてきた。その締めくくりとなるBlu-lay&DVD発売で、本格的なオリジナルボードゲームを制作したいというポニーキャニオンの意向により、オリジナルのボードゲームが制作されることになったという。
映画に登場する麦わら海賊団9人と映画のヒロイン「カリーナ」から複数のキャラクターを受け持ち、レースを繰り広げる。手札からキャラクターカードを出して進めるが、「1手番に何枚でもカードが出せる」「カードを出した枚数だけ山から補充する」「すでにキャラがいるマスは飛ばして進める」というルールのため、他人のキャラを踏み台にしながら、自分に有利なカードを入手していくことになる。全員を均等に進めるか、誰かを突出させるかという選択もできる。
「少し考えるけど重すぎない、カラッと遊べるファミリーゲーム」と渡辺氏。単なる付録というよりこのゲームがメインで欲しくなる人も多いのではないだろうか。ワンピースファンも、ボードゲームファンも楽しめる作品だ。
ドロッセルマイヤーズ ブログ:【新作】ONE PIECEのゲームつくりました!

© 尾田栄一郎/2016 「ワンピース」製作委員会

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『フリードマン・フリーゼの思わぬ拾い物』日本語版、1月21日発売

アークライトは1月21日、バッティングゲーム『フリードマン・フリーゼの思わぬ拾い物(Fundstücke)』日本語版を発売する。3~6人用、10歳以上、25分、2000円(税別)。
緑髪のゲームデザイナー・F.フリーゼが2002年に発表した作品で、2012年にアートワークを一新してリメイクされた。国内では「ガラクタ集め」という邦題で知られている。粗大ゴミ集積場で家具を集め、それを売って収益を挙げることを目指す。
プレイヤーは自転車からトラックまで同じ乗り物カードをもっており、その中から1枚選んで一斉に公開する。自転車から順に場のガラクタを積み込むが、ほかのプレイヤーとバッティングすると順位チップの低い方しかもらえない。乗り物が大きいほど獲得できる家具も増えるが、その分バッティングする可能性も上がる。
さらに乗り物カードのほかの泥棒カードもあり、ほかのプレイヤーから家具を奪うこともできる。こうして契約カードに書かれた家具を先に集めた人からポイントになり、その合計で勝敗を競う。
バッティングゲームの駆け引きとジレンマが楽しめる作品だ。
内容物:順位チップ6枚、大型プレイ用カード60枚、布袋1袋、家具タイル35枚、ルールブック1冊
思わぬ拾い物日本語版(コンポーネント)