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リアルタイム粘土ゲーム『トイバー親子の密輸業者』、3月18日発売

アークライトは3月18日、密輸品を粘土に包んで隠すリアルタイムゲーム『トイバー親子の密輸業者(Schmuggler)』日本語版を発売する。デザイン・K.トイバー&B.トイバー、イラスト・フィオーレ、2~4人用、8歳以上、40分、4600円(税別)。
オリジナルは昨年春、コスモス社から発売されたもの。『カタン』の作者トイバーが親子でデザインした作品で、まもなく発売となる『トイバー親子の王国騒動』に続いての日本語版だ。日本ではメビウスゲームズが輸入版を取り扱っている。
チャーリー・ポテト密輸団の応募者たちが適性コンテストを合格することを目指す。適性コンテストでは、ポテトが多く詰まった袋の中に密輸品を忍ばせ、フェンスの穴を通り抜けてゴールに到達しなければならない。なるべく大きい袋を密輸して、ほかの応募者の小さすぎる袋やフェンスに引っかかった大きすぎる袋を奪おう。でも他の応募者がワナとして忍ばせた「悪臭爆弾」にも注意!
ボード上のフェンスにはいくつかの穴があり、サイコロで今回の穴を決めたら、砂時計が落ちるまでの間に密輸品を入れた粘土の玉を作る。順番にフェンスを転がし、穴を通過できた玉のうち、大きいものを作った人が密輸品をゲット。さらに穴を通過しなかった玉や、小さい玉の中身を当てれば獲得できるチャンスもある。
限られた時間の中で穴の目算と粘土の量の調整で勝負するという、異色の作品だ。

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幻のパーティーゲーム『そっとおやすみ』日本語版、3月3日発売

すごろくやは3月3日、手札が揃ったらそっと伏せるカードゲーム『そっとおやすみ(Schlafmütze)』日本語版を発売する。デザイン・M.ニキシュ、イラスト・U.フィッシャー、3~7人用、5歳以上、10~15分、1400円(税別)。
オリジナルは2002年にハバ社(ドイツ)から小さな缶入りで発売された作品。海外ではあまり注目されなかったが、日本で一部の愛好者に熱狂的な人気があり、このたび、すごろくやがハバ社にかけあって日本語版が実現した。日本語版は、紙製の小箱に入っての発売となる。
ゲームは順番に手札を1枚次の人に渡していく。絵柄が4枚揃ったらいつでも手札をそっと伏せることができる。誰かが手札を伏せたら、ほかのプレイヤーも(手札が揃っていなくても)同じように素早く手札を伏せ、一番遅かった人が「おねむちゃん」になる。トランプの『うすのろ』そのものであるが、可愛らしいイラストと、「おねむちゃん」カードの存在が新しいプレイ感覚を生み出している。
ほかのプレイヤーの視線や気配を見ながら、スキをつくように伏せるところがポイント。キッズから大人まで、伏せるたびに笑いの巻き起こるパーティーゲームだ。
すごろくや:そっとおやすみ