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正体がばれないように暗殺!『10ミニッツ・トゥ・キル』日本語版、6月10日発売

アークライトは6月10日、『10ミニッツ・トゥ・キル(10′ to Kill)』日本語版を発売する。デザイン・B.バニア、イラスト・P.デトラ、2~4人用、14歳以上、10分、2700円(税別)。
2015年にラ・ボタテ・ドゥ・ジュ(フランス)から発売された作品。動物たちが行き交う街中で、正体を見破られることなく指示されたターゲットを葬ることを目指す。
街中にランダムに動物が並べられ、各プレイヤーには自分が担当する動物1人と、ターゲットとなる動物3人が割り当てられる。手番には移動するか、いずれかの動物を暗殺するか、警官に身元調査をさせるか。動物が暗殺されたとき、誰によって殺されたかわからないところがポイント。付近にいる動物から、誰がヒットマンだったかを推理しなければならない。
動物を暗殺するときには、ヒットマンが特定されないように注意しよう。さもなければ、次に命を狙われるか、警察に逮捕されるのは自分だ。
15分ぐらいの短時間で遊べるシステマチックでトリッキーな正体隠匿系ゲーム。脱落プレイヤーが出ないところも特長だ。
10ミニッツトゥキル日本語版(コンポーネント)

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カワサキファクトリーの『ローマの執政官』、豪華版になって6月10日発売

アークライトは6月10日、カワサキファクトリーの名作『ローマの執政官』を豪華版として発売する。デザイン・川崎晋、イラスト・原友和、3~4人用、10歳以上、60分、4000円(税別)。
もとは同人創作ゲームの人気サークル「カワサキファクトリー」がゲームマーケット2012春に発表した作品。新作評価アンケートでは『ラブレター』に次いで2位につけた。プレイヤーは市民としてローマの発展に貢献し、ときに執政官として皆を導くゲームで、独特のアクション選択システムが評価された。
執政官のプレイヤーが法案を出し、その法案のアクションを行うか全員同時に選ぶ。アクション数には制限があり、執政官は全員がアクションを行わなかった場合のみ、そのアクションを行うことができる。この選択システムが生み出す駆け引きが、ほかのゲームにはない醍醐味だ。
アクションでは市民をローマ七丘に配置したり、資源を手に入れたりしていき、戦争や街道建設でこれらを使って得点する。少しずつ得点を重ねるか、大一番で大得点に賭けるかの選択もあり、駆け引きを一層深いものとしている。
深い駆け引きと悩ましくも楽しい選択のジレンマが楽しめる作品。豪華なアートワークも古代ローマの世界に誘う。
内容物:法案カード(57×88mm)10枚、ボード大1枚、ボード小1枚、神託タイル6枚、投票チップ12枚、市民コマ56個、資源キューブ40個、執政官タイル1枚、街道/名誉点コマ10枚、名誉点カウンター8個、凱旋チップ4枚、戦度マーカー1個、農耕袋1つ、サマリーシート4枚、ルールブック1冊
TGiWレビュー:ローマの執政官(2012)
ローマの執政官(コンポーネント)