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アンケート:ドイツ年間ゲーム大賞2017予想

Q119:ドイツ年間ゲーム大賞2017、どれになりそう?

A.キングドミノ 85票(59%)
B.マジックメイズ 27票(29%)
C.エルドラド 31票(22%)

世界的に最も権威あるボードゲーム賞、ドイツ年間ゲーム大賞が今月17日に発表されます。これに先立ってノミネートされている3作品のうち、どれが大賞を取りそうか、読者アンケートを行いました。
結果、『キングドミノ』が大きくリードし、2位の『マジックメイズ』の2倍近い票を集めました。昨年の同じ時期に行ったアンケートでは、『コードネーム』が40%で1位、一昨年は『コルト・エクスプレス』が38%で2位(1位は『街コロ』)でしたので、そこから3割以上積み増しています。
単に流通量の差ではないかと思うかもしれませんが、ドイツのボードゲーム情報サイトspielboxが行ったspielbox-Toto 2017 でも、『キングドミノ』が圧倒的に票数を集めています。この投票は、自分の好みではなく、どれが大賞を取りそうかという可能性を尋ねたものですので、日本とドイツでそれほど差がないといえるでしょう。
とはいえ、8人の審査員はどう考えているか分かりません。安定感の『キングドミノ』か、新味の『マジックメイズ』か、遊びごたえの『エルドラド』か。17日の解答を楽しみにして待ちましょう。ちなみに管理人は、多人数で遊べることと協力ゲームが近年のトレンドであることに加え、会話しないで遊ぶという新機軸から『マジックメイズ』が大賞を取るのではないかと予想しています。
7月のアンケートは、ボードゲームのデータベースサイト利用状況です。自分が遊んだゲームの記録や所有しているゲームの管理ができるところとして、世界最大のBoardgamegeek(英語)、国産古株のplay:game、そして新進気鋭のボドゲーマがありますが、閲覧だけも含め、このうち一番多く使っているのはどれでしょうか。ご回答をお願いします。

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同人ゲームの再版支援「アークライト・インディーズゲーム・プロジェクト」発動

アークライトは29日から、同人ゲームの再版を請け負う「アークライト インディーズゲーム プロジェクト(AIP)」の受付を開始した。製造販売をアークライト社の負担で行い、デザイナーにはロイヤリティが支払われる。
ゲームマーケット出展者の「在庫がなくなったが増産する勇気がない」「新作を出すため旧作の増産まで資金が回らない」「家にスペースがないので増産できない」といった声に呼応し、さまざまな事情により埋もれていく傑作にスポットライトを当てようというプロジェクト。
アークライト社に窓口を設置し、応募された作品について審査を行う。審査の結果、再版する価値があると判断された作品はアークライトの費用負担で製造・流通・販売・在庫管理を行い、ゲームデザイナーに印税を支払う仕組み。
対象となるのはゲームマーケットで製品として頒布されたことのある作品で、作品の評価、製造数、原価率、在庫数などの情報をもとに審査する。製造数は500個以上からで、それだけの販売が見込まれる作品が採用されることになる。
アークライトはゲームマーケットの運営に加え、物流部による流通販売、ゲームマーケット大賞の設立、そして今回の再版プロジェクトの立ち上げと、同人ゲームを総合的に支援している。
応募は下記のウェブサイトから。
ゲームマーケット:『アークライト インディーズゲーム プロジェクト』申し込み開始