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アンケート:ドイツ年間ゲーム大賞2018予想

Q131:ドイツ年間ゲーム大賞2018、どれが選ばれそう?

A.アズール 124票(83%)
B.ルクソール 15票(10%)
C.ザ・マインド 10票(7%)

今月23日にベルリンで発表されるドイツ年間ゲーム大賞とドイツ年間エキスパートゲーム大賞。ノミネート作品はそれぞれ3タイトルずつ、先々月に発表されています。その中から、どれが大賞に選ばれそうかアンケートを取りました。
結果は『アズール』がダントツの1位。昨年の『キングドミノ』は59%、一昨年の『コードネーム』は40%、3年前の『コルトエクスプレス』は38%の方が大賞を予想していましたが、それを大きく超える8割以上の方が大賞に予想しました。先の先まで読めるので長考しがちで、プレイ時間も長めですが、箱やボードのデザイン、タイルの美しさ、ルールの分かりやすさなど群を抜いているといえます。
大賞を受賞すると、拡張セットが発売されるのが昨今の流れです。『アズール』が大賞を獲ったとして、どんな拡張セットが発売されるのか想像してみると面白いかもしれません。
7月のアンケートは、ドイツ年間ゲーム大賞を購入の参考にしているかどうかです。リリースされるボードゲームが年々増えている中、大賞を取ったり、ノミネートされたり、推薦リストに入ったゲームはひときわ目立つところですが、読者の皆さんはこれを購入の参考にしますか? 3択で最も近いものをご回答下さい。なおここで「ドイツ年間ゲーム大賞」は、赤いポーンの本賞だけでなく、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツ年間キッズゲーム大賞、さらにノミネート作品、推薦リスト作品も全て含むものとします。

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羊を洪水から守れ『ローランド』日本語版、7月6日発売

テンデイズゲームズは7月6日、北ドイツの農場経営ゲーム『ローランド(Das tiefe Land)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.パーテンハイマー&R.パーテンハイマー、イラスト・A.ベークホフ、2~4人用、14歳以上、50~100分、7000円(税別)。
『テラミスティカ』『オーディンの祝祭』などゲーマーズゲームのヒットを飛ばしているフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)の最新作。同社の設立にも携わっているU.ローゼンベルクが監修する「ウヴェコレクション」の第一弾で、新人デザイナーのデビュー作となる。
舞台は北ドイツ。海抜の低い土地に住む農家が、洪水の危機を克服しつつ農場経営に励むボードゲーム。自らの農園を経営する一方で、プレイヤー全員で協力して堤防づくりも進める。堤防づくりは自らの利益に直結しないが、農園が大きくなるほど、水害に見舞われた際のダメージも大きくなるため、農園の運営がうまくいっているプレイヤーほど注力しなければならない。
各ラウンドは5つのフェイズで行われる。はじめに洪水カードがめくられ、洪水の危機が迫る。続いて各プレイヤーは3つの農夫コマを建物の購入、堤防の建設、柵の建設、羊の売買、資材の獲得という5つのアクションに振り分ける。農夫によって力に差があり、同じアクションでも強弱が変わる簡易アクションポイント制がゲームのエンジンである。
アクションの後、羊の繁殖や収入があり、堤防が洪水を防いだかどうかチェックする。堤防が耐えきれればボーナスをもらえるが、決壊すると農場に被害が出てしまう。こうして3ラウンド行い、羊や堤防への貢献度、建物、お金、資材を勝利点に換算して勝敗を決める。
羊の飼育と堤防づくりでどのように力を配分するかが悩ましい。豊富なタイルのさまざまな効果によって毎回戦略も変わるゲーマーズゲームだ。
テンデイズゲームズ:ローランド