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質問で数字を推理『タギロン 新装版』幻冬舎から9月20日発売

幻冬舎は9月20日、数字当て推理ゲーム 『タギロン 新装版』を発売する。ゲームデザイン:倉橋良平(ブッコ)、2~4人用、10歳以上、15分、1600円(税別)。
お互い相手の前に並んでいる数字タイルが何か、質問を繰り返して推理するゲーム。オリジナルはブッコがゲームマーケット2014秋に発表した『たぎる論理』。これをボードゲームカフェグループ「JELLY JELLY CAFE」が2017年にリメイクし、『タギロン』というタイトルで発売していたが、デザインを一新し、価格を抑えてリニューアルされた。
数字タイルは、赤と青の0~9が各1枚で、5のみ黄色となっている。2人プレイの場合、数字タイルを各自5枚ずつ取り、ルールに従って並べ、ついたてで隠してスタート。場にある質問カードから1枚を選び、「5はどこ?」「赤の数の合計は?」などと質問し、結果を総合してタイルを特定していく。こうして相手のもつ数字タイルが全て分かったら宣言をし、先に相手が持っているタイルの「数字・色・位置」を言い当てられたら勝利。
相手よりも早く答えを導けるように質問をうまく選んで情報を絞る論理パズルゲーム。3~4人では中央に残っている5枚の色と数字を当てるゲームで、また違った面白さがある。
内容物:数字タイル20枚(「0」~「9」各2枚)、質問カード21枚、ついたて4枚、説明書1枚

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KdS2015受賞『ブルームサービス』日本語版、10月11日発売

broomserviceJ.jpgアークライトは10月11日、魔女のポーション配達ゲーム『ブルームサービス(Broom Service)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ペリカン&A.プフィスター、2~5人用、10歳以上、45~75分、5800円(税別)。
『魔法にかかったみたい(2008年)』のボードゲーム版として、2015年にアレア(ドイツ)から発売されたボードゲーム。同年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞し、翌年にはカードゲーム版にもなっている。
プレイヤーは魔女、ドルイド、採集民となって、強力な効果のポーション(魔法の水薬)を生成し、要望に応じて王国各地に届ける配達サービスの仕事をする。ラウンドごとに10枚の役職カードの中から4枚を選んで使用するが、カードには「勇敢な行動」と「臆病な行動」の2種類が記載されていて、どちらの効果を使用するか選択しなければならない。勇敢な行動は、失敗すると何も得られない分、成功すればより多くの報酬を得ることができる。臆病な行動は得るものは少ないが、失敗することがない。
手番には手札から1枚選んで出して2種類の行動のどちらかを選んだ後、順番にほかのプレイヤーも同じカードを持っていれば出し、2種類の行動のどちらかを選ぶ。1周して、最後に勇敢な行動を選んだプレイヤーと、臆病な行動を選んだプレイヤーが行動できる。
ゲームボード上には自分のコマが2つあり、森、山、丘、畑、湖という5つの地形を超えて移動していく。また各エリアにある塔は、配達できる飲み物の色が指定されている。カードを選ぶときは、ほかのプレイヤーがどこを目指しているか読み合って、かぶらないような選択をする。さらに毎ラウンドめくられるイベントカードや、地形に特殊効果をもたらす拡張ゲームも入っており、ゲームごとに新しい展開が生まれる作品だ。
内容物:両面仕様のゲーム盤1枚、プレイヤーコマ10個(5色)、ポーション60個(3色)、勝利点マーカー5個、役職カード50枚(5色)、イベントカード10枚、暗雲タイル24枚、魔法の杖タイル24枚、早見表タイル1枚、拡張ゲーム用嵐タイル8枚、拡張ゲーム用アミュレットタイル15枚(5色)、拡張ゲーム用山岳タイル5枚、拡張ゲーム用森林タイル6枚、拡張ゲーム用丘陵タイル6枚、ルール説明書1冊(※カードサイズ59×91mm)
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