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アンケート:ドイツ年間ゲーム大賞の参考度

Q132:ドイツ年間ゲーム大賞、受賞作を購入の参考に……

A.大いにする 43票(32%)
B.まあまあする 57票(42%)
C.あまりしない 36票(26%)

今年は大方の予想通り『アズール』が大賞に選ばれたドイツ年間ゲーム大賞。ゲーマー向けの賞ではなく、年1回ぐらいしかボードゲームを遊ばない人をメインターゲットにしています。
「そのゲームが受賞したかどうか、有名かどうかではなく、自分の好みに合うかどうかを重要視しています。ゲームのジャンル、プレイ時間、ゲームの世界観など。」(ボードゲーム特捜隊さん)というように、しっかりした自分の基準をもって購入している方も少なくないようですが、今回のアンケートは4人中3人が参考にしているという結果となりました。
この背景には近年、新作のリリース数が急増しているということがありそうです。以前と比べてリリース数に購入数が全く追いつかなくなり、ドイツ年間ゲーム大賞の発表があった時点ですでに所有している可能性は下がっています。そうなると、大賞を受賞して、話題になっているから購入することにもなるでしょう。
今年の『アズール』はボードゲーム愛好者にも支持される遊びごたえのある作品ですが、年によって運の要素が高かったり、プレイ時間が短かったりして、愛好者の評価はそれほどでもない作品もあります。しかしドイツ年間ゲーム大賞受賞作は、普段遊ばない人を誘うのに最適のルール分量・プレイ時間なので、持っておいて損はないといえるでしょう。興味があれば、過去の受賞作に遡って遊んでみるのもおすすめです。
8月のアンケートはゲーマーズゲームのやりこみ度です。毎年毎年、面白いゲーマーズゲームが次々とリリースされている昨今、限られた時間の中で実際どれくらいやりこんでいますか。3択の中から最も近いものをお選び下さい。なおここでいう新作ゲーマーズゲームとは、ドイツゲーム賞で上位に来るような作品で、最近だと『テラフォーミング・マーズ』『グレート・ウェスタン・トレイル』『オーディンの祝祭』『サイズー大鎌戦役ー』『モンバサ』『マルコポーロの旅路』『オルレアン』あたりを指します。「やりこむ」というのは、定期的に繰り返し遊んでいることを表します。

Posted in 日本語版リリース

クラマーの名作をリメイク『ダウンフォース』日本語版、8月下旬発売

downforceJ.jpgホビージャパンは8月下旬、W.クラマーの往年の名作をリメイクしたオークション&レースゲーム『ダウンフォース(Down Force)』日本語派を発売する。ゲームデザイン・W.クラマー&R.ダビオー&J.D.ジェイコブソン、イラスト・T.コバーン&M.クランプトン、2~6人用、8歳以上、30分、5000円(税別)。
リメイク元は『ニキ・ラウダのF1(Niki Lauda’s Formel 1、1980年)』。後にドイツ年間ゲーム大賞を何度も受賞することになるW.クラマーが初めて同賞にノミネートされた作品で、その後、『トップレース(Top Race、1996年)』として再ノミネート。何度もリメイクされて今日に至っている。今回の日本語版はイエロ社(フランス)の2017年版によるもの。
タイトルは空力で走行するマシンを地面に押し付ける力のこと。百万ドルのレースカーがトラックを回る最中に賭け金をつぎ込む。最高の賞金を手に入れるのは誰か。
ラウンドのはじめに手札を見て、どのレースカーが勝ちそうか考え、競りでオーナーを決める。レースカーは、次いで手札のスピードカードを使って進める。3つのチェックポイントで、どの車が上位でゴール通過するかの順位を予想。この予想の当落と、自分の競り落としたレースカーの順位に応じて賞金を獲得する。
各プレイヤーは、移動などのルールを変更する独自の能力カードをもっており、レースを有利に進めることも可能だ。コースはところどころ狭くなっており、「前の車でコースを塞がれると進めない」ルールによって渋滞も発生する。レースの勝敗は、予想だけでなく巧みなコース取りによっても変わるだろう。
コンポーネントも見やすく一新され、カーブひとつ、カード一枚が運命を分ける、友人同士からファミリーまで楽しめる手に汗握るレースゲームだ。
内容物:ゲームボード(両面印刷)1枚、(リバー・ステーションとマリーナ・ベイの各コース)、レースカー駒6個、カード54枚、ドライバータイル6枚、スコアシート1冊 他
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