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シュピール’18:ハンス・イム・グリュック

リフト・オフ(Lift Off)
ゲームデザイン・J.ヴァンダスティーン、イラスト・N.ラモス&A.レーシュ&クレアティーフバンカー、2~4人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分。
1950~1960年、宇宙への競争は本格的になった。宇宙船や機械の技術、ロケット発射条件の最適化、および船体の設計は大きな進歩を遂げた。全ては、広大な宇宙空間を探索するためのものである。
このゲームで輝かしいマイルストーンを競うのは米ソの二大大国だけでなく、プレイヤーも宇宙旅行の私企業となって参画する。専門家を雇い、ロケットを改良し、能力を拡張していく。そのうち、どのミッションを実行し、何を宇宙に持ち込みたいのか決めなければならない。前もって計画し、適切な資源を管理する者が星々への競争の勝者となるだろう。

カルカソンヌ・サファリ(Carcassonne: Safari)
ゲームデザイン・K.J.ヴレーデ、イラスト・A.ハイトジーク、2~5人用、7歳以上、35分。
「カルカソンヌ・アラウンド・ザ・ワールドシリーズ」の最新作。今度の舞台はアフリカのサバンナだ。大草原でさまざまな大型動物を目撃する。サルは木々を揺らし、ライオンは木陰で休み、象の重い足取りが地面を揺らす。 水飲み場でいろいろな動物を集めよう。
手番にはタイルを配置して、ミープルを置くか、自動車コマを移動するか、水飲み場タイルを置くことができる。ミープルは道かブッシュに置き、完成すると得点になるが、長さ・広さではなくその領域にいる動物の数で得点が決まる。自動車のあるところで得点計算を発生させたり、水飲み場を広げるとボーナスが入る。

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神々の世界創造ゲーム『オルビス』日本語版、11月上旬発売

orbisJ.jpgホビージャパンは11月上旬、世界を想像するタイル配置ゲーム『オルビス(Orbis)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.アームストロング、イラスト・D.トセロ、2~4人用、10歳以上、45分、4500円(税別)。
注目の出版社スペースカウボーイズ(フランス)の今秋の新作。デザイナーはに昨年『怪獣クラッシュ』を発表したアメリカ人デザイナーのティム・アームストロング氏を起用した。神々となって、豊かな独自の世界の出来栄えを競うタイル配置ゲームだ。
手番には、中央エリアに並んでいる六角形の地域タイルのうち1枚か、ゲーム中1回だけ獲得できる神タイルを取って自分の前に並べていく。タイルは下の段からピラミッド状に積み上げるように並べなければならず、『ペンギンパーティー』のように下の段の色に合わせなければならない。
タイルを取ったとき、場の隣接するタイルに同じ色の崇拝者コマが置かれ、そのタイルを取ったプレイヤーがもらえる。崇拝者コマは、より高級なタイルを置くときのコストになる。こうして15ラウンドでゲームが終了し、各タイルの示す条件と、残った崇拝者コマで「創造ポイント」を競う。
神タイルはプレイヤーに特殊能力をもたらし、序盤にとって指針にしてもよいし、状況を見て後から取ってもよいが、早いもの勝ちであることを忘れずに。ほかのプレイヤーの動向も見てタイルを選択しなければならない。
獲得したタイルによって展開はゲームごとに異なり、手番ごとの選択が悩ましいゲームだ。
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