敵を倒してデッキ構築『死盤遊戯』12月上旬発売
グループSNE/cosaicは12月上旬、デッキ構築カードゲーム『死盤遊戯』を発売する。ゲームデザイン・神田恒太郎、イラスト・菅野博之&そうじろう、2~4人用、10歳以上、45分、2500円(税別)。ゲームマーケット2018秋で先行販売済み。
昨年暮れに発表された第3回グループSNE公募ゲームコンテスト入選(1位)作品。第1回の『ギャンブラー×ギャンブル!』と『ソラシノビ』、第2回の『ドワスレ』に続く製品化となる。作者は円卓Pこと神田恒太郎氏で、昨年ニューゲームズオーダーから『六次化農村』をリリースしている。
プレイヤーは新進気鋭の格闘家となって、数多の格闘家がしのぎを削る塔に挑戦し、頂上で待ち受けるボスを倒して、最強の格闘家として名声を得ることを目指す。
はじめは非力だが、ライバルの格闘家と戦うことで経験を積んで新しい技を獲得していく。こうして獲得した技は自身のカードデッキに入り、組み合わせてコンボを決めることもできる。死が待つ塔を制するのは誰の拳か?
ブルース・リーを彷彿とさせるイラストで雰囲気満点の作品、いよいよ登場だ。アチョー!!
ローゼンベルクの漁業ゲーム『ヌースフィヨルド』日本語版、1月中旬発売
ホビージャパンは1月中旬、『ヌースフィヨルド(Nusfjord)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・P.ゼーダー、1~5人用、12歳以上、20~100分(プレイヤー人数×20分)、7000円(税別)。
『アグリコラ』のウヴェ・ローゼンベルクがデザインし、ルックアウトゲームズ(ドイツ)から昨秋発売された作品。ローゼンベルクは同社から近年、2人用ゲームをリリースしてきたが、ゲーマーズゲームを発表するのは『カヴェルナ(2013年)』以来となる。
プレイヤーはノルウェーの小さな町で漁業会社のオーナーとなり、港およびその周囲の地形を開発し拡張していく。ワーカープレイスメントによるアクション選択で、港ボードの森林を伐採して資材と建設用地を手に入れ、建設用地に特殊効果のある建物を建て、船を建造して漁獲量を増やし、自社株を発行して資金を増やし、村の長老を味方に入れてその恩恵を得る。
ゲームの特色となる資源が「魚」。毎ラウンド、船の漁獲量に応じた魚を獲得するが、村の長老にや自社株をもっている他のプレイヤーにまず分配し、残りは貯蓄しておかなければならない。貯蓄を下ろすのにも一手間かかり、この魚の管理がカギとなる。
建物は3つのデッキから毎ゲーム1つを使う。コンボを考えるのも楽しく、毎回違ったデッキで楽しむことができる。まだ日本語版にはなっていないが、ルックアウトゲームズでは追加デッキも制作しており、今後の展開も期待できる作品だ。
内容物:アクションボード1枚、船・長老ボード1枚、建物ボード2枚、晩餐会ボード1枚、模倣タイル1枚、建物カード132枚、長老カード18枚、船タイル19枚、森林タイル27枚、スタートプレイヤータイル15枚、スタートプレイヤーの船コマ1個、魚コマ100個、木材コマ50個、金貨50枚、複数タイル9枚、港ボード5枚、長老会ボード5枚、個人ストックボード5枚、労働者コマ15個、株券タイル25枚、ルールブック1部、付録1部