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第10回ラミィキューブ世界選手権で沼尻氏優勝 日本代表2大会連続

11月9~12日、イスラエル・エルサレムにて第10回ラミィキューブ世界選手権が開催され、日本代表の沼尻こうへい氏が優勝を果たした。日本代表が優勝するのは前回大会の斎藤王様氏に続き2大会連続4回目。
ラミィキューブ世界選手権は1991年のイスラエル大会以来3年に1度行われており、日本代表は第1回と第5回に桑原正人氏が、第9回に斎藤王様氏が優勝を果たしている。今年の日本選手権大会は8月26日に東京で行われ、小学2年のななちゃんこと小山那奈さん(兵庫・稲美町立天満小学校)が優勝。年齢制限のため、世界選手権は沼尻氏が日本代表となった。
世界選手権は『ラミィキューブ』発祥の地であるエルサレムで行われ、40カ国以上の代表が参加。予選2位で通過した沼尻氏がイスラエル、フランス、ポーランド代表を下し優勝を獲得した。賞金は6,607ドル(約75万円)と、副賞としてデンマーク旅行が授与された。
沼尻氏は「ななちゃんの為にも優勝しなければならなかったので優勝できてよかったです」とコメントしている。

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ドロッセルマイヤーズ「ゆるゲー」シリーズ、裁判となぞなぞゲームから

yurugame.jpgドロッセルマイヤーズは11月24日、ゲームマーケット2018秋より、日常にゆるっと入り込む新シリーズ「ゆるゲー」の第1作『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』と、第2作『ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分』を発売する。ゲームデザイン・渡辺範明&大山功一、アートディレクション・宇佐美詠子、グラフィックデザイン・タンサン株式会社、イラストレーション・U井、4~6人用、8歳以上、20~30分、両方セットで2500円(税込)。
「ゆるゲー」とは誰もがゆるくマイペースに遊べ、会話やコミュニケーションの呼び水になり、上手に場の脇役になれるゲーム。競技的な厳密さよりも、遊ぶ人が自由にアレンジできる適当さを重視し、ゲームと非ゲームの境界線にあるような挑戦的なシリーズにしたいという。
第1作『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』は、推理と直感のお手軽裁判ゲーム。被告役のプレイヤーが「私の一番好きな昆虫はクワガタです」「高校時代に3人から告白されました」といった証言に、裁判長がウソか本当かを判定する。検察官は裁判長がウソというように、弁護士は本当というように、誘導尋問したり、屁理屈を展開したりして議論を誘導する。推理というよりも空転する議論や会話そのものを楽しむゲームだ。木製のミニハンマー、サンプル証言カード入り。
第2作『ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分』は、ランダム生成なぞなぞゲーム。上の句と下の句をランダムに組み合わせることで「みんなが欲しがる / 丸いもの、な~んだ?」「鉄でできている / 弱点って、な~んだ?」など、無数のなぞなぞが自動生成で出題される。それにプレイヤー達が口々に回答し、出題者が自分の好みで正解を決定する。いつでもどこでも遊べるよう、ミニ書籍の形になっている。
ゲームマーケットでの販売はグーニーカフェのブース(C25-26)にて土曜のみ。通販及び会場受け取り予約は、ドロッセルマイヤーズのウェブサイトにて。
ドロッセルマイヤーズの新作は『HYKE』以来6年ぶり。