Amazonランキング大賞2018 ゲーム部門1位は『ブロックス』
Amazonは3日、昨年11月から今年10月までの販売データなどを元に集計したAmazonランキング大賞を発表した。1位には、知名度の高い定番ゲーム『ウノ』『人生ゲーム』を上回って、『ブロックス』がランクインしている。
『ブロックス』は今年6月放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で紹介され、また今月の日経プラス1に掲載されたテーブルゲームランキング(ボードゲーム)で1位となった。フランスで発売されて18年、ニュースタンダードとしてすっかり定着したようだ。
4位には同じく日経プラス1のテーブルゲームランキング(カードゲーム)で1位になった『ナンジャモンジャ』。モダンボードゲームの代表格『カタン』が7位につけている。
ホビージャパンの売り上げランキングで5年連続1位を守り続けている『ドブル』(14位)を、メディアでたびたび取り上げられている『ナインタイル』(オインクゲームズ)が上回っており、勢いを感じさせる。ゲーム部門(非電源)のランキングは以下の通り。
【Amazonランキング大賞2018 ゲーム部門】
1位:ブロックス(マテル)
2位:ウノ(マテル)
3位:人生ゲーム(タカラトミー)
4位:ナンジャモンジャ・ミドリ(すごろくや)
7位:カタン スタンダード版(GP)
13位:ナインタイル 新装版(オインクゲームズ)
14位:ドブル 日本語版(ホビージャパン)
15位:どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5(エポック)
20位:キャット&チョコレート 日常編(幻冬舎エデュケーション)
(ボードゲームのみ抜粋)
・Amazon:Amazonランキング大賞2018ゲーム部門
色とりどりの街づくり『ファヴェーラ』日本語版、1月17日発売
アークライトは1月17日、『ファヴェーラ(Favelas)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ブライアン、イラスト・K.モリヤ、2~4人用、14歳以上、30分、3600円(税別)。
オリジナルはウィズキッズ(アメリカ)から昨年発売された。リオデジャネイロの貧民街ファヴェーラを舞台に、気まぐれな評議会の要望に応えつつ、街の美化プロジェクトに取り組むタイル配置ゲーム。
手番には立体風の街タイルを自分のボードの上に重ねて建物の色を変えていく。同じ色の上に重ねた場合、対応する色の得点を示すダイスの目を増減できる。ラウンド終了のタイルが出てきたら1年の終わりで、色ごとに一番多いプレイヤーがダイス目だけ得点する。また、5色全部あるとボーナスがもらえる。3年(3ラウンド)合計得点の多いプレイヤーが勝利。
得点の高い色は競争が激しくなり、また得点を下げられるリスクも高まる。また全色ボーナスと各色トップのバランスも考えなくてはならない。ライトに遊べて、考えどころのある作品だ。
内容物:プレイヤーボード4枚、美化評議会ガイドライン&勝利点表1枚、建物タイル(2マスサイズ)55枚、年末タイル(2マスサイズ)5枚、建物タイル(1マスサイズ)10枚、勝利点マーカー4個、評議会ダイス5個、ボーナス評議会ダイス1個、50+点マーカー4個、ルール説明書1冊
(写真は英語版)