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ナラ判定(Nara Judge)

こっそりすかす
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全員が口を押さえてオナラの音を出した後、誰が出したかを当てる正体隠匿系ゲーム。
最初に役職カードを配り、口元を手で隠してスタート。「ナラ」を配られていた人はこっそりオナラの音(「プウ」とかカードに指示されている)を出し、各プレイヤーは「ナラ」だと思う人をカードで判定する。
次に「終身会長」を配られていた人が正体を明かし、ほかのプレイヤーの判定を強制的に覆らせる。そして判定カードを公開し、「ジャッジ」のプレイヤーは当たっていれば得点が入り、「終身会長」と「ナラ」のプレイヤーは外れた人の数だけ得点が入る。「ジャッジ」としては、自信ありげにわざと間違ったカードを出して、「終身会長」に変えさせて正解にするという手もある。
単独で最も得点の多いプレイヤーが出た時点でそのプレイヤーの勝利となる。こっそりオナラの音を出すというのはなかなか難しいが、ちょっとコツを掴むと結構カモフラージュできた。
ナラ判定
北条投了/芸無工房(2018年)
4~7人用/15分

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石庭を作る協力ゲーム『NARABI』日本語版、1月下旬発売

ホビージャパンは1月下旬、協力ゲーム『Narabi(並び)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.フェール、3~5人用、10歳以上、10~15分、1500円(税別)。

今年『ウッドランド』でドイツ年間ゲーム大賞に推薦されたスイス人デザイナーの作品で、ライフスタイル社(ロシア)から発売された。
プレイヤーは庭師となり、全員で協力して石庭を完成させる和風テイストの協力ゲーム。限られた情報の中、各自の目の前の0~9のカードを交換しながら数値順に並べることを目指す。

自分の手番には、自分の手前のカードのうち1枚を、裏面の交換条件(赤いカード、偶数、高い数字など)に従って他のプレイヤーの前のカード1枚と交換する。25手番以内にテーブル全体のカードの数値を降順か昇順に正しく並べよう。ただし、ほかのプレイヤーに交換条件を言ってはならず、自分の前にあるカードの順番も変えてはならない。成功させるにはチームワーク、質問力、記憶力、戦術が求められる。

表面となる石庭カードと裏面となる条件カードそれぞれを2枚1組でカードスリーブに入っており、ゲームごとにカードの新しい組み合わせでチャレンジできる。基本ルールではイエス・ノーで答えられる質問ができるが、上級ルールでは一切話ができず、直前のやり直しもできないルールになる。

内容物:庭石カード15枚、条件カード15枚、カードスリーブ15枚、得点カード1枚、得点トークン1個、ルールシート
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(完成例)