ラノベにカードゲーム付録『妹が多すぎる。』
ガガガ文庫(小学館)が18日に発売した平坂読氏のライトノベル『妹さえいればいい。』11巻の特装版にカードゲーム『妹が多すぎる。』が付いている。2800円(税込)。
『妹さえいればいい。』はテレビアニメ化もされているライトノベル。第11巻の作中で登場するカードゲームの実物が付録になっている。元になったのは大気圏内ゲームズの『シンデレラが多すぎる』で、作中でも解説がある。
『シンデレラが多すぎる』なら、この部屋で何度も遊んだことがある。プレイヤーは王国の有力者となり、頭の弱い残念な王子に、自分の息がかかった者のことを「シンデレラ」だと信じ込ませるのが目的。ルールは簡単でプレイ時間も短く、手軽に奥の深い駆け引きが楽しめるカードゲームである。
『妹が多すぎる。』は、交通事故で記憶を失った売れっ子作家のために、複数の出版社が実在しない妹を用意して引き抜こうというゲームになっている。使われている属性はTeen、Young、Loli、Adult、エビ、カニ、犬、猫、うさぎ、男、巨乳、普乳、貧乳。カードの効果による消去法で残った手札のうち、ランクの高いものが「妹」と認定される。
『妹さえいればいい。』ではこれまでも作中にたくさんのボードゲームが登場しており、JELLY JELLY CAFEで実際に遊ぶイベントも行われている。
・小学館:妹さえいればいい。
『T.I.M.Eストーリーズ:信仰の光』日本語版、1月下旬発売
ホビージャパンは1月下旬、物語体験型冒険ゲーム『T.I.M.E.ストーリーズ』の追加シナリオ『信仰の光(T.I.M.E Stories: Lumen Fidei)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.マエス、2~4人用、12歳以上、90分、3800円(税別)。プレイするためには『T.I.M.E.ストーリーズ』が必要。
シリーズ6作目でオリジナルは2017年に発売された。タイトルは、2013年に出版されたフランシスコ現ローマ教皇の著書名と同じものとなっており、キリスト教の信仰がテーマになっている。
舞台は西暦1419年の南スペイン。教皇マルティヌス五世(1368-1431)の特使ミシェル・ダイイ率いる教皇派遣団の一員となってキリスト教の騎士修道会の秘密会議に参加する。2つの宗教グループが対立している中で、世間で興味を集めている奇妙な石を持ち帰ることを目指す。
『T.I.M.Eストーリーズ』シリーズの日本語版は基本セットのほか、『マーシー事件』『龍の預言』『仮面の下』『エンデュアランス号の航海』『エストレラ・ドライブ』『サント・トマス・デ・アキノ』『海の兄弟』でこれで9タイトル目。
・ホビージャパン:T.I.M.Eストーリーズ