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ドゥッベ(Dubbe)

トランプ・ファーストはハイリスク社会
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カラーによって取る取らないの選択を迫られるトリックテイキングゲーム。ゲーム中に次第にルールが決まっていくトリックテイキング『エッベス link(2013年)』で話題となったパラティアシュピーレが、5年という歳月を経てリリースした第2弾である。タイトルはドイツ中西部の方言で斑点(Tupfen)のこと。持ちやすいように斑点状に窪みが付いたグラスがモチーフとなっている。
ディーラーの左どなりのプレイヤーが切り札の色を決め、その色のダイスを「1」にして「ホラ吹き」(トランプ大統領風の男)のコースターに置いたらさらに左どなりのプレイヤーからスタート。マストフォロー、切り札ありのオーソドックスなトリックテイクを、手札がなくなるまで行う。
まだ出ていない色がリードカラーになるたび、その色のダイスを次のコースターに置き、それ以降、その色でリードされるたびに、その色のダイス目が1つずつ上がり、コースターはトリックを取った人に移動しいく(リードした人が取ればダイス目を上げるだけでコースターは移動しない)。移動したときと、ゲームの最後に、コースターのダイス目だけ所有者に得点または失点が入る。
切り札に割り当てられる「自慢屋」のほか、3番目のコースター「文句たれ」は失点、2、4番目のコースター「話し上手」「ツイてる奴」は得点、5番目のコースター「相槌うち」は所有者だけメイフォローになる仕組み。すなわち5色あるうち、切り札の色と、3番目に出てきた色のトリックはできるだけ取らないようにして、それ以外のトリックを取ることを目指す。
Dubbe
ゲームデザイン・K.ガイス/イラスト・A.バウアー&R.ヘーンライン
パラティアシュピーレ(2018年)
2~5人用/10歳以上/45~60分
ゲームストア・バネスト:ドゥッベ

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東京国分寺のボードゲームカフェ「on board」、上野上さま2号店に【2023年2月閉業】

東京・国分寺のボードゲームカフェ「on board(オンボード)」は1月4日、東京・上野のボードゲームカフェ「上野上さま(うえのうえさま)」の2号店「国分寺上さま(こくぶんじうえさま)」として再オープンした。JR国分寺駅徒歩1分、平日15:00~23:00、土日祝13:00~23:00、木曜休。

「on board」は2017年7月にオープン。中央線沿線の周辺に大学の多いエリアで350種類のボードゲームを揃え展開したが、1年半で廃業を余儀なくされ、これを「上野上さま」が引き継いだ。
料金は平日1時間600円(最大2500円)、土日祝90分1000円(最大3000円)。平日学割あり。「on board」のポイントは引き継がれ、今月はさらにポイント2倍が付く。

新宿より西の中央線沿線にはほかに、ゲームスペース柏木(大久保)、ディアシュピール(東中野)、kurumari(中野)、Flow Chart(中野)、Little Cave(高円寺)、ことぶき(西荻窪)、Caravan’s Base(吉祥寺)、ロンドン(吉祥寺)、Brett(武蔵小金井)、JELLY JELLY CAFE立川店(立川)、ぶれん(八王子)と、21駅に12店舗のボードゲームカフェ・プレイスペースがひしめく激戦区となっている。

国分寺上さま
東京都国分寺市本町2-11-5 矢野ビル2F/TEL:042-403-6131
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