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日本版The One Hundred 2018投票開始

愛好者たちが好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が11月30日から始まった。グーグルドキュメント(下記リンク)で受け付けられ、誰でも投票できる。〆切は12月10日。
アメリカのブログで行われたものに刺激され、さとーとしき氏が2005年から毎年年末に開催しているウェブ投票。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して上位100位まで発表する。発表年、生産国共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は346名が投票した。
過去の1位は『カタン』(2005、2006、2008、2010、2011、2015、2016)が7回と圧倒し、『アグリコラ』(2013、2014)と『プエルトリコ』(2012、2016)が2回、『アクワイア』(2007)と『ドミニオン』(2009)と『テラフォーミング・マーズ』(2017)が1回ずつ。例年、海外作品が上位を占め、昨年の国産最上位は『ごいた』の19位だった(昨年の結果はこちら )。
ハンドルネーム可能で、誰でも投票でき、ほかの人の投票内容も見ることができる。基本的にオールタイムベストのゲームを自由に選ぶが、個人的に「今年発売されたゲームから選びました」とか「今年遊んだゲームから選びました」などの制限を設けてもかまわない。奮って投票しよう。
日本版The One Hundred 2018投票ページ
日本版The One Hundred 2018途中経過

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日経プラス1でボードゲームランキング再び

今朝の日本経済新聞「日経プラス1」の何でもランキングコーナーに、テーブルゲームランキングが掲載された。ボードゲームが取り上げられるのは2012年以来6年ぶり。東日本大震災後の節電ブームから再び、マスコミでボードゲームが頻繁に取り上げられるようになっている。

選者はボードゲーム専門店の店長、大手通販・玩具店の担当者、ボードゲームカフェバーのオーナーなど14名。前回は子ども向けと大人向けに分け、それぞれ『ドブル』と『ラミィキューブ』が1位となっていたが、今回は主にカードを使う「カードゲーム」と、主に盤やコマを使う「ボードゲーム」に分けて、「初心者でもルールが分かりやすい」「場が盛り上がる」という観点で投票・集計した。

結果、「カードゲーム」で1位となったのは『ナンジャモンジャ』、「ボードゲーム」で1位になったのは『ブロックス』。前回のランキングからは唯一、『ガイスター』がランクインした。予定調和的にバラエティ豊かな作品が並ぶ。

各ゲーム紹介では選者の短評が入っている他、記事の中では東日本大震災の後、SNSや動画などデジタルツールの浸透により裾野が広がっていると分析。先週末に行われたゲームマーケット2018秋や、エッセン・シュピールといった愛好者イベントも紹介されている。

6年前のボードゲームランキング記事がきっかけでボードゲームが趣味になったという人も聞く。今回のランキング記事もまた、大きい写真でコンポーネントの魅力が伝えられており、新しい愛好者が生まれそうだ。

【NIKKEIプラス1 何でもランキング】
ボードゲーム
1位:ブロックス(3024円/マテル・インターナショナル)
2位:テレストレーション(4860円/テンデイズゲームズ)
3位:クアルト(6480円/キャストジャパン)
4位:ガイスター(2800円/メビウスゲームズ)
5位:ブラフ(4536円/アークライト)
カードゲーム
1位:ナンジャモンジャ(1400円/すごろくや)
2位:ハゲタカのえじき(1500円/メビウスゲームズ)
3位:キャプテンリノ(1728円/すごろくや)
4位:ドブル(1944円/ホビージャパン)
5位:インカの黄金(3024円/アークライト)