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フリーゼのトリックテイク『フォッペン!』日本語版、6月13日発売

foppenJ.jpgアークライトは6月13日、『フォッペン!(Foppen!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト・H.リースケ、4~8人用、8歳以上、15分、1800円(税別)。

1995年に2Fシュピーレ(ドイツ)から発売されたものをプレイ人数を(3~6人から4~8人に)拡大して昨年リメイクした作品。ドイツ語版のほか、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語版も制作されている。

マストフォロー(同じ色のカードをもっていれば必ず出す)、切り札なし(最初に出された色以外は負け)のトリックテイキングだが、最弱のカードを出して負けた人は、「フォッペン(おバカ!)」となって次のトリックを1回お休みとなる。こうして誰かが手札を全部なくしたところでラウンド終了となり、残った手札はマイナスポイントになる。

通常のトリックテイキングと異なり、負けない程度に中ぐらいの数字のカードを出すのがコツで、数字が低めのカードをどこで出すか、場の流れと手札のマネージメント能力が問われる。

内容物:カード88枚(カードサイズ:56×87mm)、早見表2枚、フォッペンディスク2枚
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プフェファークーヘル2019に『深い谷の酒場』

今年度の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が27日、ドイツのボードゲーム情報サイトにて報告された。
「プフェファークーヘル」は、イースターの休日を利用して約400名の参加者がホテルに集まり、1週間ボードゲームを遊ぶイベント。参加者は気に入ったゲームを3つまで挙げ、これに上から3,2,1点として集計している。このランキングで上位だったゲームが秋に発表されるドイツゲーム賞に入りやすく、予備投票に近いものとして注目される。
今年の一番人気は『深い谷の酒場』。『クアックザルバー』に続いてヴァルシュがシュミットシュピーレから発表したダイスドラフトゲームで国内未発売。2位は僅差でベルギーの協力ワードゲーム『ジャストワン』、3位は日本語版も出ているイタリアの戦略ダイスゲーム『ニュートン』。
10位以下は次の通り。昨年は1位の『アズール』をはじめ、この投票で10位以内に入った作品のうち5タイトルがドイツゲーム賞でも10位以内に入っている。
【プフェファークーヘル2019】
1位:深い谷の酒場(Die Tavernen im tiefen Thal/シュミットシュピーレ)135点
2位:ジャストワン(Just One/ルポ)131点
3位:ニュートン(Newton/クラニオ)112点
4位:ハダラ(Hadara/ハンス)100点
5位:クラウン・オブ・エマラ(Crown of Emara/ペガサス)81点
6位:ウィングスパン(Flügelschlag/ストーンマイヤー)78点
7位:ディズル(Dizzle/シュミット)55点
7位:ギズモ(Gizmos/ギズモ)55点
9位:チューダー(Tudor/コラクス)54点
10位:コインブラ(Coimbra/エッガート)37点
Brettspielbox:Pfefferkuchel – Oberhof 2019