クトゥルフ×クニツィア『ミスカトニック大学:禁断の蔵書』日本語版8月22日発売
アークライトは8月22日、『ミスカトニック大学:禁断の蔵書(Miskatonic University: The Restricted Collection)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・F.ローネ&V.M.レザ=モレノ&I.オトール、2~5人用、13歳以上、30~45分、3200円(税別)。
ケイオシウム社(アメリカ)がキックスターターを経て今春発売したカードゲーム。3700人が10万ドル以上を出資した。デザインは同社の『カーン・オブ・カーンズ』と同様クニツィアが担当した。クトゥルフ神話をテーマにしたカードコレクションゲーム。
舞台は神秘に包まれた街アーカムの中心に位置するミスカトニック大学。オーン図書館審議会の長に誰がふさわしいかを決めるため、古代の知識を収蔵した禁書庫を探索する。5回入室した後、正気度を高く保ちながら禁書の断片と印章を一番集めた学者がゲームの勝者となる。足を深く踏み入れ過ぎないように気をつけ、いざというときは防御カードで危機を回避しよう。
ゲームは5ラウンドにわたって行われ、各ラウンドは全員が図書館から出るまで続けられる。手番には場から図書館カードを選び、自分のプレイヤーボードに置く。図書館カードは3種類あり、断片を揃えれば得点や特殊能力になるが、重複すると強制的に図書館から追い出されてしまう。
正気を保ってオーン図書館審議会の長の地位を手にするのは誰か?
内容物:図書館カード 80枚(断章カード28枚、学生カード16枚、印章カード36枚)、防御カード35枚、得点カード65枚(知識カード30枚、正気(赤)カード30枚、正気(黒)カード5枚)、追加ルール用カード9枚(助手カード4枚、防御カード《潜伏》5枚)、プレイヤーボード5枚、ルール説明書1冊(※カードサイズ(mm):防御カード68×45、得点カード45×68、他63.5×89)
喰うか喰われるか『ジュラシック・スナック』日本語版8月22日発売
アークライトは8月22日、2人対戦ゲーム『ジュラシック・スナック(Jurassic Snack)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ショースィ、2人用、7歳以上、15分、3300円(税別)。
オリジナルはザ・フライングゲームズ(フランス)が2018年に発売した作品。昨年の『パックンギョ!』に続く2人用の作品で、今度はカタラがデザインしている。草食恐竜ディプロドクス(略してディプロ)のチームを率いて、肉食恐竜ティラノサウルスに気をつけて相手より多くの草を食べることを目指す。
4枚のゲームボードをランダムに組み合わせ、各プレイヤー4匹ずつのディプロを卵のマスに置き、空いているマスに草トークンを置いてスタート。手番には自分の色のディプロか、ティラノサウルスのどちらかを2回移動させる。
ディプロは直線上に行き止まりまで何マスでも進むことができ、草トークンのマスに止まれば獲得し、誕生やティラノザウルスの登場、追加移動などの追加アクションができる。ティラノサウルスも移動は同じで、ディプロのマスに止まったら持ち主に返される。
草トークがなくなるか、盤上からどちらかのディプロがなくなったらゲーム終了で、多くの草トークンを獲得したプレイヤーが勝利。喰うか、喰われるかの緊張感の中で、先の先を読んで賢く草を食べよう。立体的なプラスチックコマが魅力の恐竜ゲームだ。
内容物:ルール説明書1冊、草原ボード4枚、ディプロコマ10個、Tレックスコマ2個、草トークン28個