20の施設・ランドマークからランダムに『街コロ通』6月15日発売
グランディングは6月15日、『街コロ通』を発売する。ゲームデザイン・菅沼正夫、イラスト・堀田昇、2~5人用、10歳以上、45分、4090円(税込)。グランディングのウェブサイト限定で6月8日から注文を受け付ける(一般発売未定)。
ドイツ年間ゲーム大賞(2015年)にノミネートされた日本産ダイスゲームの姉妹編。これまでの拡張セットから厳選した施設とランドマークが各20種類入っており、毎回ランダムに出てくる中から選ぶことで、ほしいカードをめぐる駆け引きとともに、毎回異なる展開が楽しめる。
また、ゲーム開始時からダイス2個振りが選択可能に。7以上の施設を増やして序盤から2個振りで行くか、6以下の施設に限定してずっと1個振りでいくかという戦術の幅が広がった。
5人プレイにも対応し、より楽しみ方が広がる続編。今年1月に日本語版が発売された『街コロレガシー』でR.ダヴィオー氏とJRハニーカット氏が加えた新しい要素に対し、『街コロ』オリジナル版の菅沼氏によれば「街コロ通はレガシーへの返信」だという。
内容物:カード106枚、コイン80枚、ダイス2個、ルールブック、リファレンスカード
・グランディング:街コロ通
協力デッキビルド『フェッチクエスト』日本語版、6月26日発売
グループSNE/cosaicは6月26日、『フェッチクエスト(Fetch Quest)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.ウェブ、3~6人用、12歳以上、60~90分、2000円(税別)。
ヒトのいなくなった地球で知性化した”善き犬”たちが冒険するテーブルトークRPG『パグマイア』の世界観に基づく協力型デック構築ゲーム。オリジナルは昨年、キックスターターを経てオニクスパス出版(アメリカ)から発売された。
好奇心旺盛な呪文の使い手ヨーシャ・パグ姫、敬虔な司祭ピカサ・コリー、ちょっと口の悪い狩猟者のパン・ダックスフントといった、パグマイア王国を代表する6人の開拓者となり、協力して探索をくり広げる。数多の脅威を撃退しつつ、ヒトの遺産を回収するのが使命だ。
それぞれが自分のデック(山札)を持ち、カードをプレイしたり仲間を支援したりしながら4つの任務(クエスト)の達成を目指す。
拡張セットで追加された猫のキャラクターたちも同梱。一足先に『マウ連合君主国』の世界を体験できる。