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一斉に指を出して勝負『戦え!スーパーキャッツ』日本語版、6月5日発売

supercatsJ.jpgすごろくやは6月5日、『戦え!スーパーキャッツ(Super Cats)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボウザ&C.ルブラ&L.モーブロン&N.オリ&T.リヴィエール、イラスト・ナイアッド、3~6人用、8歳以上、15分、1700円(税別)。
一斉に出す指の本数で単独最大値を取り、ネコを戦隊ヒーローに変身させて、悪の巨大ロボドッグを倒すカードゲーム。ゲームマーケットによく足を運んでいるフランスのゲームデザイナーグループ・チームカエダマのメンバーに『ミケリノス』のオリが加わってデザインされた。親日デザイナーたちによる、戦隊ヒーローをリスペクトしたカードゲームだ。オリジナルは2019年、グールゲームズ(フランス)から。
基本システムは日本でもおなじみの指遊び『いっせーの』。「スー・パー・キャッツ!」の掛け声と共に、各自一斉に1~5本の指を出す。指の本数がほかの人とかぶらず最大なら、自分の手元のネコを、戦隊ヒーローに変身できる。勝ち取ったときに出した本数に応じて、〈次は「2」固定〉や〈次は両手を使える〉などの縛りやご褒美の効能があり、次に何本出すかの読み合いが深まる。
誰かが自分のネコ5匹を全て戦隊ヒーローに返信させたらエピソード2のスタート。ほかのプレイヤーは悪のロボドッグとしてヒーロの活躍を阻止する役に回る。ヒーローがロボドッグ役たちとかぶらなければ、その数の分だけロボドッグにダメージを与えられる。必殺技「ニャオニャオフラッシュ」や、仲間の「シルバーキャッツ」たちの力を借りてロボドッグを倒せるのか、その前に戦隊ヒーローがやられてしまうのか、1対多の戦いが始まる。
すごろくや:戦え!スーパーキャッツ

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20の施設・ランドマークからランダムに『街コロ通』6月15日発売

グランディングは6月15日、『街コロ通』を発売する。ゲームデザイン・菅沼正夫、イラスト・堀田昇、2~5人用、10歳以上、45分、4090円(税込)。グランディングのウェブサイト限定で6月8日から注文を受け付ける(一般発売未定)。
ドイツ年間ゲーム大賞(2015年)にノミネートされた日本産ダイスゲームの姉妹編。これまでの拡張セットから厳選した施設とランドマークが各20種類入っており、毎回ランダムに出てくる中から選ぶことで、ほしいカードをめぐる駆け引きとともに、毎回異なる展開が楽しめる。
また、ゲーム開始時からダイス2個振りが選択可能に。7以上の施設を増やして序盤から2個振りで行くか、6以下の施設に限定してずっと1個振りでいくかという戦術の幅が広がった。
5人プレイにも対応し、より楽しみ方が広がる続編。今年1月に日本語版が発売された『街コロレガシー』でR.ダヴィオー氏とJRハニーカット氏が加えた新しい要素に対し、『街コロ』オリジナル版の菅沼氏によれば「街コロ通はレガシーへの返信」だという。
内容物:カード106枚、コイン80枚、ダイス2個、ルールブック、リファレンスカード
グランディング:街コロ通