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村人コンボで繁栄『ヴィレジャーズ』日本語版、8月下旬発売

villagersJ.jpgホビージャパンは8月下旬、『ヴィレジャーズ(Villagers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・H.ガールダー、1~5人用、10歳以上、30~60分、3600円(税別)。
オリジナルはシニスターフィッシュゲームズ(イギリス)からキックスターターを経て2019年に発売された。ガールダーのデビュー作で、ゴールデンギーク賞のカードゲーム部門にノミネートされている。さまざまな職業の村人を集めて村を発展させていくエンジン構築ゲームで、拡張セットも発売されている。
舞台は中世の大きな疫病から数年経った村。農場や作業場がなくなり、職人は原料を供給してくれる人を失い、交易人は客を失っている。穀物農場で食料を供給し、新しい村人を招き入れ、食料と建築能力のバランスを上手く組み合わせて村を繁栄させよう。
各プレイヤーは開祖カードとわずかなお金をもってゲームを始める。道路に新しい村人が並んでいるところから、順番に1枚ずつ選んで獲得する。ほしい村人がいなければ山札から引いてもよい。道路からカードが取られたら、補充して次のプレイヤーの手番となる。
こうして村人が上限までドラフトしたら、建設フェイズに移る。手札から村人を自分の村に配置して、さまざまな能力を発動させる。山札が切れたら市場フェイズとなり、それまで構築した村人のコンボで収入を得る。2回目の市場フェイズが終わったらゲーム終了で、所持金を競う。
村人は食料・収入・新しい村人をもたらし、指定の村人と組み合わせて生産チェーンを作ったり、能力を開放したりしてより強力な効果が得られる。毎回どんなコンボを作れば高収入に結び付けられるか、戦略性が問われる。1人ゲームモードでは、強力で不機嫌な女伯爵に一人の村人として立ち向かう。
内容物:基本村人カード 30枚、村人カード 100枚、開祖カード 5枚、村広場ボード 5枚、カード仕切り 5枚、コイン 150個、1人用カード 26枚

(写真は英語版)

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アートワークとお題を一新『ゲスクラブ 第2版』日本語版、8月7日発売

guessclub2J.jpgグループSNE/cosaicは8月7日、『ゲスクラブ(Guess Club/猜心俱樂部)第2版』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ファン、イラスト・C.チウ、2~8人用、10歳以上、20~30分、3800円(税別)。
昨年日本語版が発売され、品切れとなっていた台湾のコミュニケーションゲームが、アートワークとお題カードを一新し、お題の数も大幅に増やして再発売される。お題の一部は、ファン公募で選ばれた。
「無人島に行くなら何を持ってく?」といったお題を1人が出したら、ほかのプレイヤーは自分のカード6枚にホワイトボードマーカーを使って、1枚1枚違う答えを書く。全員が書き終わったら順番に発表。ほかに同じ答えを書いたプレイヤーがいれば賞金を獲得し、自分だけだったり、(親プレイヤーの判断で)答えが間違っていたりした場合は罰金を支払わなければならない。
しかし同じ答えを先に言われてしまうと賞金がもらえないので、少しの人しか書かなさそうな答えを探すことになる。このほか、答えを発表せずにこのラウンドでいくつ正解が出るか賭けることもでき、当たっていれば最後にボーナスが入る。これも答えを先に言われてしまう恐れがある上に、早いもの勝ちなので、どこで賭けに出るか、タイミングを見極めなければならない。
ルール説明は簡単で、プレイヤーの性格や趣味が回答ににじみ出て、感性の一致や不一致に盛り上がれる作品の再登場だ。
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