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ボードゲーム消費金額2020、平均は21万8千円

当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2020」(回答者78名)の結果、今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は217,735円となった。昨年の平均額167,486円から約6万円の増。

中央値は120,000円と昨年の105,000円から15,000円の増。最低額は2000円、最高額は200万円だった。100万円超の方は2名。回答者の分布はグラフの通り。

今年は過去最多の日本語版が発売された。中には「100ドルゲーム」と呼ばれる1万円を超えるボードゲームもあり、さらにキックスターターでの購入も購入金額を押し上げている模様だ。コロナ禍で遊びにくくなった環境下で購入金額が衰えを見せないのは、積みゲー上等で出版社やショップを買って応援しようという気持ちも働いたのかもしれない。

この調査は2014年から始まって5回目となるが、平均は15~22万円、中央値は10~13万円で推移している。回答者がコアな愛好者であることを差し引いても、「オタク」分野別の1人あたり年間消費金額ベスト(矢野経済研究所)の「アイドル」(10万4千円)に匹敵する消費金額の高い趣味といえるだろう。

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病院も時間との勝負!『ドクターラッシュ』日本語版、1月28日発売

アークライトゲームズは1月28日、『ドクターラッシュ ~突貫ホスピタル~(Rush M.D.)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ハウゲゴ&K.コッキニス&T.デビッド、イラスト・ゴーンスタジオ、1~4人用、14歳以上、30~40分、6800円(税別)。

オリジナルはアーティピアゲームズ(ギリシャ)からキックスターターを経て2019年に発売された。同社の『キッチンラッシュ』に続く、砂時計を使ったリアルタイム協力ゲームだ。

ここは最新鋭の医療センター。次々と訪れる患者を迅速に治療しよう。患者によって必要な処置が示されており、30秒の砂時計を配置して入院・検査・手術・投薬を行う。砂時計の砂が落ち切るまで他のところへ配置することができない上に、砂時計にはドクターとナースがあってどちらかしか配置できないところがある。どの順番でどの患者を治療するのか、急いでも冷静に処理しなければならない。

ラウンドが終わったら、それぞれの患者に適切な処置がなされていたかをチェックし、退院して得点になる。不足していると次のラウンドへ持ち越しになるだけでなく、病院の評判が落ちてしまう。手術ではピンセットや注射器を使う必要があり、手先の器用さも問われる医療ゲームだ。

内容物:病院ボード 6枚、総合評判ボード 1枚、カード類 220枚、砂時計 8個、ベッド 6台、注射器 12本、ピンセット 4本、紙製トークン 38個、木製トークン 134個、器官トークン 40個、、説明書 1冊(カードサイズ 59×91mm、43.5×67.5mm)


(写真は英語版)