ピースをアップグレードしてパズルを完成『プロジェクトL』多言語版、5月下旬発売
ホビージャパンは5月下旬、『プロジェクトL(Project L)』の日本語を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン・J.ソーカル&M.ミケシュ&A.シュパネル、アートワーク・M.ロスコット、1~4人用、8歳以上、30分、4400円(税込)。
ボードキュベーター(チェコ)がキックスターターを経て2020年に製品化した作品。1~4マスのポリオミノ(多角形)ピースを増強してパズルを完成させる。
各プレイヤーは1マスと2マスのピースをもってゲームを開始する。手番には3アクションを使って、パズルの獲得、場の交換、新しいピースの獲得・交換・アップグレード・ダウングレード、パズルへの配置を行う。
パズルは『ウボンゴ』のように枠内の全てのマスを埋めるというもので、完成したら得点と共に、新しいピースが手に入る。こうして黒パズルの山が切れたらゲーム終了。残ったパズルに、得点を引いて手持ちのピースを配置できる。完成しないパズルは減点で、総合得点を競う。
序盤はパズルの完成に多くの手番がかかるが、次第にピースが充実するにつれて、複雑なパズルも少ない手番で完成できるようになる。ライバルより先にどんどんパズルを完成させて高ポイントを目指そう。ピースは全てプラスチック製で、二層式のパズルに気持ちよく収まる。1人用ルールあり。
内容物 パズルピース90個、パズル52枚、プレイヤーガイド4枚、多言語版ルール
ドイツ発マーダーミステリー『安らかに眠れ、シャーロック』日本語版、5月28日発売
グループSNEは5月28日、『安らかに眠れ、シャーロック(Ruhe in Frieden, Sherlock)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.シュレック、イラスト・H.コラース、6~7人用、16歳以上、180分、3080円(税込)。
『ブラックストーリーズ』のモーゼス社(ドイツ)から昨年発売されたマーダーミステリーシリーズ「ブラックパーティー」シリーズ第1弾。シャーロック・ホームズ殺人事件の真相と犯人を解き明かす。
あのシャーロック・ホームズは何者かに首を絞められて殺されたという驚きのニュースが飛び込んでくるところから物語は始まる。犯人は宿敵モリアーティ教授の模様だが、その背後には誰かがいるらしい。
プレイヤーはヴィクトリア女王によってバッキンガム宮殿に集められた関係者となる。ワトソン博士、ワトソンの妻メアリー、ハドソン夫人、マイクロフト・ホームズ、ポーキー・ジョンソン、アイリーン・アドラー、そしてヴィクトリア女王。この中の誰かが黒幕で、真相を隠している。お互いに動機と秘密を探り合い、真犯人にたどり着くことはできるだろうか。
ぶっ飛んだ設定にしばしば目が点になったり、大笑いしたりしつつ、次々と明らかにある真実に一喜一憂して楽しめるドイツ発の新機軸マーダーミステリーの登場だ。