ラセルダのタイル配置ゲーム『リスボア☆マーケット』日本語版、5月1日発売
ふるりん本舗は5月1日、『リスボア☆マーケット(Mercado de Lisboa)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・V.ラセルダ&J.ポンボ、イラスト・P.ソト、1~4人用、14歳以上、30~45分、5310円(税込)。
V.ラセルダの『リスボア』(2017年)から、商店建築要素をフォーカスしたタイル配置ゲーム。キックスターターを経て今年イーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)発売された。ポルトガルの首都リスボンを舞台に、マーケットで売店を購入し、新しいビジネスを始め、客を呼び込む。
手番には売店、顧客、レストランタイルのいずれかをボード上に配置し、隣接などによって収入を得る。店舗の良いゲームながら考えどころが多く、悩ましい作品だ。1人用ルールにはキャンペーンモードもある。
『ロココの仕立屋 リニュアル豪華版』日本語版、4月29日発売
アークライトは4月29日、『ロココの仕立屋 リニュアル豪華版(Rococo: Deluxe Edition)』を日本語版で発売した。ゲームデザイン・M.クラマー&L.マルツ&S.マルツ、イラスト・I.オトゥール、1~4人用、12歳以上、60~120分、15400円(税込)。
もとはエッガットシュピーレ(ドイツ)から2013年に発売され、2014年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた作品。拡張セットを加え、イラストやコンポーネントをデラックスに一新してイーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)から昨年発売された。フランス・ルイ15世の治世に、上流階級のために布を仕入れて豪華な衣装を製作し、名声を競う。
素材の獲得、衣装の製作、室内装飾の作成や職人の雇用・出向などのアクションをデッキ構築で行う。勝利点の獲得手段が多様で、セットコレクションによる衣装の作成、エリアマジョリティによる宮廷の勢力争いといった多彩なシステムが詰まった作品だ。
立体のレーストークンや糸トークン、メタル製の指貫型マーカーや布袋など、ロココ様式を感じさせる豪華なコンポーネントに、拡張セット「宝石箱」や追加タイル「仮装衣装」「祭事衣装」を同梱、さらにダミープレイヤー用カード「デュ・バリー夫人」による1人プレイモードも加わった。
内容物:(基本ゲーム用)ルール説明書1冊、参照用シート2枚、ゲームボード1枚(1~3人用と4~5人用の両面仕様)、プレイヤーボード5枚、王妃の寵愛タイル1枚、基本職人カード25枚(プレイヤー5色×5枚)、一般職人カード28枚、衣装タイル42枚、素材タイル48枚、素材タイル用スタンド5個、布袋2袋(衣装用と素材用)、紋章マーカー/名声ポイントマーカー105個(プレイヤー5色×21個)、コイン50枚、立体レーストークン16個、立体糸トークン16個、金色のメタル製指貫型スタートプレイヤーマーカー1個、(宝石箱拡張)宝飾品ボード1枚、職人カード28枚、宝飾品タイル24枚、宝飾品袋1袋、(1人用ゲーム用)デュ・バリー夫人、デュ・バリー夫人カード25枚、(仮装衣装拡張)仮装衣装タイル4枚、素材タイル5枚、祭事衣装タイル4枚(※カードサイズ:63.5×89mm)