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幻影探偵団(Phantom Detectives)

2,3択からの絞り込みに推理センス 大正時代に起こった猟奇殺人事件の犯人を、情報を絞り込んで推理していくボードゲーム。ほかの人に悟られないよう、自分だけの情報をうまく隠して、真相を探り出そう。しかし時間は限られており、囚われている令嬢の命が危ない! 江戸川乱歩的な世界観と、美しいアートワークで臨場感…

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北条投了の解散万歳!(Long Live The Dissolution!)

バンザーイ! バンザーイ! このゲームが発売されたゲームマーケット2014秋の5日後、衆議院が解散した。その解散をまるで見越したようにして作られた同人ゲームである。解散を繰り返す議会で大臣を歴任してお金を儲ける。 全員に閣僚カードを配る「総選挙」からゲームは始まる。ここで内閣総理大臣カードが配られた…

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カサカサ!(KASAKASA!)

大量のG 2015年の初夢は、ゲーム部屋に大量のゴキブリが発生して退治に難儀するという夢だった。単体のゴキブリはそれほどでもない私だが、大量となるとゾッとする(ゴキブリにかぎらず、大量の昆虫でも同じだが)。夢分析でゴキブリはコンプレックスや嫌いな人を表すというが、間違いなく年末に遊んだこのゲームだと…

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グローブトロッター:世界を巡る旅行者(Globetrotter)

コンボを決めるカード選択 カードのコンボを決めて、できるだけ早く世界を一周するカードゲーム。イタリア人デザイナー、S.ソレンティーノの作品で、ゲームストア・バネストとジョイゲームズが製品化した。R.クニツィアの『京都』と同様、外国人デザイナーによる国産オリジナル作品である。このようなケースはまだ珍し…

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枯山水(Stone Garden)

砂紋と石を熟知して 砂紋と石の配置で美しい禅庭を作るゲーム。2013年に東京ドイツゲーム賞を受賞し、1年以上かかってようやく製品版が発売された。さまざまな得点パターンを組み合わせて、高得点を狙う。 マイボードは3×5マスの庭園になっている。手番には砂紋タイルを引いて、できるだけ絵柄がつながるように配…

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豪商(Pfeffersäcke)

消える大金 ハンザ同盟(Die Hanse)。ボードゲームでよく出てくるテーマである。12~17世紀の約500年間にわたり、北ドイツを中心にバルト海沿岸の貿易を独占した都市同盟で、最盛期には200以上の都市が加盟していた。リューベック、ハンブルク、ブレーメン、ケルンのドイツ4都市が代表的だが、ブルッ…

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コンセプト(Concept)

つながりのひらめき アイコンでお題を表現して当ててもらうクイズゲーム。フランス年間ゲーム大賞を受賞、ドイツ年間ゲーム大賞では大賞にノミネートされて日本語版も発売された。きわめて分かりやすいルールと、発想の面白さを楽しめるところが評価されている。 プレイヤーが2人1組でチームになり、お題カードを引く。…

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グルント(Grund)

裏切りの理由 マフィアのボスがメンバーの裏切りを見抜くカードゲーム。ゲームマーケットで発表している同人サークル「青い街」の作品で、『Ungerade』『Paar』とドイツ語タイトルシリーズが続いている。今回のタイトルの意味は「理由」。マフィアがボスを裏切る理由は、理屈だけではない。 ボス以外のプレイ…

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キャメルアップ(Camel Up)

1番人気はよくコケる エジプトの砂漠で行われるラクダレースで、賭けを当てて儲けるゲーム。今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされており、ノミネート3作品の中で唯一のドイツゲーム(残り2タイトルはフランスゲーム)なので頑張ってほしいところである。ドイツゲームらしい安定感に加えて、逆転の要素(確率低め…

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京都(Kyoto)

京都でジレンマ 自分の得意分野を伸ばして美しい庭園を作るタイル配置ゲーム。東京・水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズが、20周年を記念してボードゲームデザイナーのR.クニツィア博士を日本に招き、そこで提案された試作品を製品化した。 タイルには池・コケ・紅葉・砂利という4つの地形がさまざまなパタ…