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日本ボードゲーム大賞:時期

海外ゲームは、発売されてから日本に入るまでタイムラグがある。ノミネートはこのタイムラグを考慮に入れて、多少のずれを許容することになっているが、ここからここまでと線引きをするのは実に難しいものだと思った。ドイツならば、前の年のエッセンとその年のニュルンベルクという分かりやすい基準がある。しかし日本の場…

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アンケート(3)

「普段なかなか目にすることのない海外のゲーム事情・ニュースに触れることができる貴重なサイトだと思います。私個人として期待したいのはこの路線でありまして、「評価システム」は、貴サイトにはあまり必要だとは思いません。」 多くの方から頂いたのは、エッセン・ニュルンベルク新作情報を含む翻訳記事に対する評価。…

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男性的楽しみ方、女性的楽しみ方

妻の前で知り合いのゲーマーを列挙していたら、女性がいないことを指摘された。慌てて考えてみたが、ゆうもあ関連で何人か知っているぐらい。 実際、他のサイトのレポートなどを見ていても女性の登場率はかなり低く、女性がいるというだけで目を引くほどだ*1。もっとも、成人のボードゲーム愛好者は男性が圧倒的に多いと…

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アンケート(2)

週末までに約50通。とても参考になります。 「質のよい和訳を配布し、翻訳者にも何らかのメリットを還元する仕組みは作れないものでしょうか?」 アメリカではフリークが我先に英訳を作り、データベースサイト「ボードゲームギーク」にアップロードしている。ショップもこれを利用して販売しているようだ。つまり愛好者…

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メーカーから早い情報発信を

当サイトで取り上げているエッセンやニュルンベルク情報は、英独のゲームサイトに上がっているものだ。Spielboxはドイツのメーカー、Gamefestはアメリカのメーカーの情報をいち早く入手してアップし、またお互いに情報を交換している。写真はほとんどの場合メーカーが提供しているもので、中には箱絵の下書…

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アンケート(1)

サイトを開設してもう少しで9年、頻繁に更新するようになってから5年ほどになる。手当たり次第に作ってきたコンテンツが雑多に感じられるようになってきたので、昨日からアンケートを始めた(→こちら)。昨今は質問を作るだけで集計までやってくれる無料サイトがあって便利だ。1日で約30名の方から回答を頂いた。あり…

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すさみ系を嫌うドイツ

問い:ドイツのボードゲームは直接攻撃やプレイヤーの脱落がないことでも知られています。これは意識されたデザインの哲学なのだと思いますか? 答え:少なくとも潜在的なものです。60年、70年代にラベンスバーガーはゲームについてある哲学を提示しており、これが今日までたくさんのエディターの頭に残っているようで…

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レビューの書き方

ルールをわかりやすくするための2つの方向 一時期いろいろなサイトで作られていたレビュー(ゲーム紹介)だが、このところ発表するサイトが少ない。レポート仕立てのものも含め、きちんとしたものをコンスタントに出しているのは4つか5つぐらいだけではないだろうか。少し寂しい。 確かに、どこかのサイトでやっていれ…

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映画とボードゲーム

インドでの思いがけない出会いが映画。多くがボンベイ(現ムンバイ)で作られているのでボリウッド映画と呼ばれ、人口10億人のインドだけでなく東南アジアやアラビア諸国に輸出されて観客数はハリウッド映画をしのぐと言われる。1作約3時間という長さと途中に必ず入るダンスが特徴。 これらの映画について調べているう…

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名前

今頃思い出しましたが、若手ゲームデザイナー、マルセル=アンドレ・カサソラ=メルクル(Marcel-Andre Casasola-Merkle)について。フェレータ、モイタラ、アッティカ、アトリビュートなどの作者です。本人に聞いたところマルセルとアンドレはスペイン系のダブル・ファーストネーム、カサソラ…