「普段なかなか目にすることのない海外のゲーム事情・ニュースに触れることができる貴重なサイトだと思います。私個人として期待したいのはこの路線でありまして、「評価システム」は、貴サイトにはあまり必要だとは思いません。」
多くの方から頂いたのは、エッセン・ニュルンベルク新作情報を含む翻訳記事に対する評価。私としてももっともやりごたえのあるコンテンツであり、評価していただけたことをとても嬉しく思う。
その一方で、どのゲームが面白いか考える場に参加したいという気持ちも持ち続けている。ニュースから明らかになる海外の評価もないことはないのだが、流通事情が異なる日本にそのまま適用することはできない。
まもなく投票〆切となり、来月に発表される日本ボードゲーム大賞(みなさん投票しましたか?)はその一環。日本の風土では、はっきりと面白い/面白くないと言いづらいところがあるために分かりづらくなっているゲーム評価を、一般の愛好者の数と力をお借りして賞という目に見える形にしようというものである。これはお陰さまでうまく回っており、今年も面白い結果になることだろう。
サイトではどうかといえば、レビューを兼ねたゲーム会レポートの中で「面白い!」マークをつけることによって一応の評価はしている。しかしそれは極私的な評価に過ぎず、私が面白いというからやってみたが全然面白くなかったというパターンはいくらでもあるようだ。
そこで誰でも参加できる評価システムがほしいなと思うのだが、幸いにしてゲームギャラリー、play:game、ボードゲーム通信、海外ではBoardgame Geek、H@LL9000がそうしたものをすでに作っている。その中で当サイトは現在詰め込めるだけ詰め込んだデータベースを作っているplay:gameを評価システムとしても気軽に使えるよう、協議しながら連携していくつもりだ。