3ヶ月ぶりぐらい久しぶりに大学に行き(笑)、屋外学食で昼食を食べていると、タイのお坊さんがやってきた。しばらく話をした後、近くにいた韓国人を紹介してもらう。
彼らは男女5人でのんびり旅行している大学生だという。大学生とくればボードゲームカフェだ。勉強の話もそこそこに聞いてみた。「私の趣味はボードゲームです。韓国にはボードゲームカフェがあるんですよね!」
ソウルの大学から来ている彼らは、びっくりしたようにうなずく。そして次に坊主頭にした男の子から最初に出てきた言葉は「TRPG」。「私はドイツゲームが好きで」というと、「カタン」「カルカソンヌ」「プエルトリコ」が続けざまに出てきた。インドでそんな単語を聞けるとは思ってもいなかったので嬉しかった。
女の子も友達とよく行くという。熱しやすく冷めやすいブームだと言う人もいるが、誰でも彼でも触れるというチャンスができているのは日本から見てうらやましい。結局廃れたとしても1度流行ったものには必ず思い出が残り、その中にはきっと続ける人もいるだろう。彼らがやがて親になったとき、子どもと遊ぶ確率も上がる。
韓国はやっぱり大陸的で、勝負事が好きなんだろうか。島国の日本はその点でちょっとぬるい気がした。