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どうぶつしょうぎ(Let’s Catch the Lion!)

簡単には取らいおんぞう 小さい頃、祖父から将棋を教えてもらったのを憶えている。何度やっても勝つことができず、本を読んで穴熊など試してみたりした。そんなことを思い出しながら、長女と『どうぶつしょうぎ』を遊んだ。 『どうぶつしょうぎ』は昨年発売されて9ヶ月で17万個も売れたヒット作である。うちにあるもの…

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ほんのきもちです(Only a Token of My Gratitude)

背徳の指ざわり 熨斗袋をもらって、目の前で中身を透かしたり、厚さを指で確かめるようなことをするのはタブーである。子供だってお年玉をもらってそんなことをすれば親に怒られるだろう。大人ななおさらできない。でも、気になる。中身はいくらなのだろうかと。そんなお行儀の悪い行為を堂々とやってしまうのがこのゲーム…

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すしパニック!(Sushi Panic!)

寿司が吹っ飛ぶ カードをめくって指示された寿司を寿司ゲタに載せ、ぶっ飛んだら負けという至極シンプルなバランスゲーム。昨年秋にハナヤマから発売されたが、おもちゃ屋さんではあまり見かけない気がする。 寿司ゲタをカチャっとセットしてスタート。寿司ゲタの裏にはバネが仕掛けられており、ちょっとしたはずみで止め…

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トップカーリング(Top Curling)

先攻で勝つ ボードゲーム愛好者にとって冬季オリンピックで面白い競技ナンバー1は、カーリングである。4年前のトリノの際、日本女子チームが大いに注目を集めたが、そのときに日本カーリング協会で発売されたのがこのゲーム。今年もカーリングが盛り上がっているのを見ているうちに遊びたくなった。 実際のカーリングで…

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アイスクリームタワー(Icecream Tower)

セルフでお願いしまーす おいしそうなアイスクリームを、崩さないように積み上げるバランスゲーム。2009年にエポック社から発売された国産品である。 アイスの種類は定番のバニラやストロベリーから、粒入りのベリーストロベリーやチョコミント、変わったところではバナナミルクやマシュマロチョコなど16種類。プラ…

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キングダム(Kingdom)

弱くても諦めないで ファンタジー世界を回りながら武器や防具を揃え、魔王を退治する冒険カードゲーム。1月20日に発売された『ゲームリンク』第2号の付録である。前号の付録となった川崎晋氏の『マーチャント・ギルド』と同様、単体で販売されていてもおかしくない完成度の高さである。 今回のデザイナーは『ゲームリ…

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電子だるまさんゲーム(Electric Dharmasan Game)

シビアなだるまセンサー 機械が「だるまさんころんだ」という間に、だるまを積み上げるアクションゲーム。だるまには電子の目(赤外線センサー)がついていて、「だるまさんころんだ」と言っている間だけセンサーが解除される。その間にすばやく積み上げなければならない。集中力が要求される。 スイッチを押してだるまさ…

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バスストップ(Busstop)

通勤バスに宇宙人が乗り込んで 上手にカードを出して、たくさんのお客さんを自分のバスに乗せるカードゲーム。『トラッカーズ』に続く藤原快氏の第2弾である。大型自動車のデザイン会社であるアトラデザインは昨年に解散しており、代わってボードゲームデザインのピグフォンで制作しカードゲーム印刷の萬印堂が販売してい…

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マーチャント・ギルド(Merchant Guild)

勝利への建物選択 今月に創刊されたばかりのボードゲーム情報誌『ゲームリンク』の付録となった川崎晋氏の新作。付録と侮ってはいけない。打ち抜きのチップとカード、美しいボード、そして作り込まれたゲームシステムは単体で売られていてもおかしくない。 資源を集めて建物を建て、その特殊効果でさらに建物を建てるオー…

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カルタッチョベースボール(Kartacio Baseball)

>攻守同時の妙 今年になって発売された2人用のライトなカードゲームシリーズ。いずれもスポーツをテーマにしており、余計な要素を削ぎ落としてテンポのよさを生み出している。 スポーツをテーマにしたボードゲームはデザインが難しいという。スポーツがもつスピード感やテンポが、ボードゲームではどうしても損なわれて…