イマジネーションカルタとり
言葉は自分で想像するカルタ取りである。場に並んだカードには、いろんなテイストのマンガのひとコマ。ただし吹き出しは空白である。親は読み札を見て、絵に合うセリフを言う。ほかの人は読み札と同じ絵を場から探す。正解を取った人と、親が得点。
間違ったカードを取った人にペナルティはないが、全員が間違うと親は「打ち切りカード」を受け取らなければならない。「ウスイ先生の次回作にご期待下さい」などと書かれていて笑う。
ルール上は、絵を説明するようなセリフを言えば確実に正解を取ってもらえる。しかしそれでは面白くない。分かってもらえるかもらえないかぎりぎりのセリフを言って反応を見るのが楽しい。場札がしぼられてくる後半は「何!」「エヘ」などの2文字のセリフが飛び交った。
少年ジャンプの懐かしいセリフがすぐ分かったり、全然読んでいなくて分からなかったりと、プレイヤーのバックグランドが見えるのも楽しい。遊ぶメンバーによって、同じカードでも全く別のセリフになるだろう。
ゲームマーケットで販売された50個はすぐに売り切れ、現在第2版を検討中だという。
ヒットマンガ
よしだまさのり/タンサンファブリーク
3-8 人/8歳以上10〜20 分
初版品切れ中