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ハンザ・テウトニカ(Hansa Teutonica)(2)

お互いに手を取にか ゲーム内容はこちら。プフェファークーヘルでは4位と評判は上々で、ドイツゲーム賞でも1位は難しいかもしれないが間違いなく上位に入ってくるだろう。私はこのゲームをとても気に入っていて、昨年のエッセン国際ゲーム祭で発売された新作で5本の指に入ると思う。 序盤は1回のアクションで通商路を…

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メンサセレクト2010

高IQ者のみ入会を許される団体メンサのゲームイベントが先週サンディエゴにて行われ、200名の参加者によって今年のメンサセレクト(Mensa Select)が決定された。49タイトルの候補から選ばれた今年の5タイトルは、『ドミニオン』や『マラケシュ(ズライカ)』が選ばれた昨年とは打って変わって非ヨーロ…

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勝敗かコミュニケーションか、ではなく

ボードゲームの目的として、勝敗かコミュニケーションかというのはよくある話である。「スタイル、好み、経験」で、前者寄りをトーナメントプレイ、後者寄りをカジュアルプレイと呼び、このスタイルの違いが想像以上に大きいことを指摘した。 例えば、鈴木銀一郎氏が「ときどき、『ボードゲームはコミュニケーション・ツー…

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アミーゴ・シュピーレデュエル2009

アミーゴ社は昨年9月から4ヶ月にわたって、ドイツ全国で「シュピーレデュエル」というボードゲームチャンピオン大会の予選を行った。そして決勝が4月の復活祭の週に行われ、2009年のチャンピオンが決定した。 この大会は、家族単位であるところが特徴。全国のショッピングセンターなどで行われた予選に参加した数百…

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エポック社『アイスクリームタワー ダブルコーン』発売

エポック社は4月10日、バランスゲーム『アイスクリームタワー』の後継作『ダブルコーン』を発売した。全国の玩具店・百貨店・量販店などで扱われる。2〜4人用、4歳以上、2,079円。 『アイスクリームタワー』は2009年5月に発売され、半年で10万セットを売り上げたヒット作品。本物そっくりの美味しそうな…

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パンデミック大会、5月8日

世界をウィルスの蔓延から救う協力ゲーム『パンデミック』の専門サイト「パンデミック対策チーム協議会」では5月8日(土)、都内(新宿・未定)において、チーム戦大会「Pandemic Olympic 2010」の開催を発表した。この日は天然痘根絶30周年の記念日にあたるという。現在、3人1チームの参加申込…

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サンタ・ティメア(Santa Timea)

嵐が襲う、手札はない 次々と襲い掛かる嵐を切り抜けて航海するカードゲーム。トリックテイクだが、一番弱いカードを出さないようにすることが目標である。 場に嵐カードが3枚並んでいる。東西南北の4スートで、取った人は1〜3点のダメージになる。まずは一番奥の嵐から。 スタートプレイヤーから時計回りに1枚ずつ…

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新作の人気は『フレスコ』

今年の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が、ドイツのボードゲーム情報サイト・シュピールボックスにて発表された。 「プフェファークーヘル」は、復活祭(今年は4月上旬)の休日を利用して約300名の参加者がホテルに集まり、1週間ゲームを遊ぶイベント。週末に人…

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ビバ・パンプローナ(Viva Pamplona)

牛は気まぐれ 北スペインのパンプローナという街で毎年7月に開かれている牛追い祭。闘牛場に牛を運ぶときに、若者たちが度胸試しに牛の前を走ったのがもとで、すでに600年も続けられている。大賞作家のW.クラマーがこのお祭りをもとに作ったボードゲームが『ビバ・パンプローナ(パンプローナに栄光あれ)』である。…

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ブタなかま(Schweinebande)

トントン拍子には集まらない 同じ種類の家畜タイルを集めて得点を競うゲーム。寡作だが堅実な作品を作り続けているS.ドーラがハンス社から発表するのは『メディナ』以来9年ぶりということで期待していたが、相変わらずプレイヤーの快楽ポイントを見事に押さえたよいゲームだった。 ゲームは4ラウンドあって、毎ラウン…