月: 2010年5月
ドイツ年間ゲーム大賞2010ノミネート発表
ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)審査委員会は今日、今年のノミネート作品5タイトルを発表した。『ドミニオン』の翌年となる今年、審査員が選んだ5タイトルには、パーティゲーム、アクションゲーム、ダイスゲームとこれまでにない傾向のゲームが並んだ。 ドイツ年間ゲーム大賞は、ドイツ語圏で…
『けもぱに』『くにとりっ!』発売
ゲームマーケット2010の開催日となった本日、アークライトゲームズは対話型推理ゲーム『けもぱに』と、デッキ型カードゲーム『くにとりっ!』の2タイトルを同時発売した。萌え系のキャラクターイラストを使ったカードゲームで、『たんとくおーれ』に続く第2弾、第3弾。 『けもぱに』は人狼系のゲームで、みんなの中…
ゲームマーケット2010:いよいよ明日
今週はゲームマーケットの見どころをいくつかに分けて特集してきた。もう拡大ゲーム会は始まっているが、明日はぜひたくさんの方に足を運んで楽しんでほしい。 開場は10時だが、例年その前から入口前に行列ができる。販売数が少ないものを売り切れ前に求めようとする行列である。5階で受付を済ませたら、ホビージャパン…
ゲームマーケット2010:子供コーナー
かつてはオタクの巣窟かと思うほど濃いお兄さんたち(もちろん私も含む)しかいなかったゲームマーケットも、近年は女性や子供が増えて和やかなイベントになってきた。ボードゲームの一般的な広がりが肌で感じられる。 子連れでゲームマーケットに行っても飽きられないか心配な方もいるだろう。でも大丈夫。今年も特設会場…
人生ゲーム(The Game of Life)
ぢつと手を見る 考えてみるとすごい邦題である。「人生をテーマにしたゲーム」というよりは、「人生とは全てゲームである」というメッセージを主張するかのようだ。 日本ではボードゲームの代名詞としてすっかりおなじみの人生ゲーム。最初は1860年にアメリカで作られ、それから100周年記念で現在の形にリメイク。…
ゲームマーケット2010:中古ゲーム
ゲームマーケットのもともとの主旨は、押入れの奥に眠っているゲームを持ち寄り、ほかの人に遊んでもらうというものだった。であるからして、中古ゲーム販売は今もなおゲームマーケットの大きな柱と言ってよいだろう。いつのゲームであれ、遊んでいない人にとっては新作である。ゲームマーケットはそれが安価に手に入る絶好…
ゲームマーケット2010:輸入ゲーム新作
ゲームマーケットでは毎年、ボードゲームショップが競うように最新の輸入ゲームを販売しており、長い行列ができる。2月に行われたニュルンベルク国際ゲーム祭で発売されたばかりの最新作が、日本語ルールつきで遊べるのは嬉しい。体験スペースもあるので、気になったゲームがあったら遊んでいこう。 ゲームマーケットで初…
スルー・ジ・エイジ(Through the Ages)
ボードゲーム史のブレイクスルー このところずっと気になっていたゲームだった。チェコ人ゲームデザイナー、フヴァキルの最初の作品にして名声を一気に高めた作品。国際ゲーマーズ賞の大賞に輝き、ドイツゲーム賞こそ8位止まりだったものの、先日ポーランド年間ゲーム大賞にも選ばれた。香港のウォーゲームズクラブから中…
ゲームマーケット2010:500円ゲームズ
今年のゲームマーケットの目玉は、500円ゲームズというキャンペーンである。発足時に報じたように、ゲーム価格の上昇による弊害を危惧するデザイナーたちが始めたものであるが、たくさんの賛同者が集まり、27タイトルも出展されることになった。通常の新作が60タイトルあるので、新作の実に約3分の1が500円ゲー…
タクタク・タクシー(Tuk-Tuk Taxi)
その先は通行止めでした ヤフオクの常連gccw1800ことジョーヤマさんが、どうしようもないゲームがあるので遊んでほしいとサンプルを送ってきた。フィンランドに本拠を持つタクティックというメーカーのタクシーゲームである。しばらく棚に入れたままだったが、夜も遅くなり軽いゲームということで出してみたら、意…