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空耳パーティーゲーム『ホッタイモイジンナ』4月10日一般発売

クレーブラットは4月10日、『ホッタイモイジンナ』を発売する。ゲームデザイン・福夕郎、イラスト・やまぐちかおり、2~6人用、14歳以上、15分、2500円(税別)。プレイするためにはインターネットに接続できる機器が必要。

オリジナルは梟老堂がワールドワードゲームフェスティバル2019で発表した外国語の空耳パーティーゲーム。タイトルは”What time is it now?”から。「言われてみれば確かにそう聞こえる」をみんなで楽しめる。

言語を選んで2枚のカードを取り、選んだカード番号の音声を音声サイトをみんなで聴く。日本語で何と聞こえたかをホワイトボードに書き、一斉に発表。他のプレイヤーと答えが一致していれば得点となる。

2019年版ではタイ語、テルグ語、ウルドゥー語が収録されていたが、今回新たにウクライナ語を収録。さらにGoogle翻訳の音声読み上げではなく、専用の音声サイト(PIXELGRAM)を用意し、ネイティブがゲームのために新規録音した音声が聴けるようになった。また回答用ホワイトボードが同梱されている。

内容物:お題カード 80枚、マーカー 6本、ホワイトボード 6枚、説明書 1枚

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環境保護は痛みを伴う……『京都議定書』日本語版、4月下旬発売

ホビージャパンは4月下旬、『京都議定書(Kyoto)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ハラー&J.クレナー、イラスト・C.オペーラー、3~6人用、10歳以上、30~45分、4000円(税別)。

昨年設立されたディーププリントゲームズ(ドイツ)が昨秋発表した作品。世界経済と環境問題がテーマの交渉ゲームである。プレイヤーはCO2の削減目標について話し合う6つの大国の代表となり、母国の富を守ることを目指す。しかし全員が自国の利益に固執すると、地球は滅んでしまう。

毎ラウンド、議長役のプレイヤーが2枚の論文カードから1枚を選び、CO2削減目標やそのために必要な資金、環境変化などが決められる。そこから90秒という制限時間で、各プレイヤーは施設廃棄や資金提供でどれくらい貢献できるかを話し合う。ほかのプレイヤーに賄賂を支払って貢献してもらうこともできる。

90秒でうまく話がまとまり、削減目標と資金が達成できれば次の論文カードに進む。こうして規定数の論文カードをクリアできれば会議は成功となり、残したお金や秘密のアジェンダなどによる得点で勝敗を決める。しかし目標や資金が達成できないと動物が絶滅したり、気温が上昇したり、大気汚染が進んだりし、累積して危機的状況に陥ると会議は失敗になってしまう。会議が失敗した場合、得点が最も多いプレイヤーは脱落となり、2位のプレイヤーがゲームに勝利する。

お金は出したくない、しかし全員が出さなければ地球環境は悪化するというジレンマで、ゲームの行方はプレイヤー次第だ。

内容物:ボード 1枚、カード 100枚、紙幣 63枚、国旗トークン 6枚、国旗ホルダー 6個、雲タイル 6枚、気温レベル 6枚、動物タイル 5枚、書見台 1つ、ルールブック 1冊