オストル(Ostle)
押して、押されて、落とされて
相手のコマを盤外か穴に落とすアブストラクトゲーム。ダイソーから昨年発売された税込み110円で買えるボードゲームシリーズのひとつ。アブストラクトゲームにありがちなうっかり見落としがなく、先の先を考えながらじっくり遊べる。
5×5マスのフィールドの両サイドに5つずつコマを並べ、中央に穴を置いてスタート。手番には自分のコマか穴を1つ、縦か横に1マスだけ移動する。隣り合うコマはいくつでも押すことができ、相手のコマを先に2つ、盤外に押し出すか、穴に落としたら勝利。10秒で説明できるシンプルなルールだが、考えることは多い。
穴に落とそうとすると外側に回り込むことになり、盤外に落とされやすくなるというところがポイント。落とされにくく落としやすい位置取りをしたいが、それは相手も同じである。
押し出される、落とされるというイメージがしやすく、どう動かしたらいけないかわかるため、うっかり見落としはまず起こらない。そのため中盤はやや膠着状態になるが、アンドゥー(一手先に戻す)ができないので収束性は悪くない。2手先は読めるが、3手先、4手先まで読めるかがカギとなる。経験者は、写真のような盤面(次は白手番)ですでに、どちらが勝つかわかるのかもしれない。
Ostle
ゲームデザイン・Masao Fukase/雅ゲームズ(2017)+ダイソー出版(2020)
2人用/6歳以上/5~15分
DAISOオンラインショップ:オストル
単語を組み合わせて連想『コネクチーム』日本語版、8月6日発売
ケンビルは8月6日、コミュニケーションゲーム『コネクチーム(Connec’Team)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ファブル・ゴーダル&C.ルブラ、イラスト・U井、アートワーク・TANSAN、2~6人用、8歳以上、15分、2200円(税込)。先行販売予約は7月8日まで下記サイトにて。
オリジナルは2020年、グーアゲームズ(フランス)から発売された作品。日本オリジナルパッケージでの発売となる。隣のプレイヤーとペアになり、単語カードの組み合わせで連想される言葉を一致させることを目指す協力ゲーム。
前半は手札から順番に単語カードを出し、他の単語カードにつなげてセットを作っていく。答えを絞り込みやすいように組み合わせることがポイントだ。後半は隣同士のペアで一組を選び、その組み合わせから連想される言葉を一斉にいう。一致していたら得点。ペアをずらしてこれを続ける。
ミッションモード、チャレンジモード、2人用バリアントがあり、好みに応じてプレイできる。
【二人の距離 つなぐテレパシー】
「コネクチーム 日本語版」、8/6発売!
単語の集まり(コネクション)を作る前半戦!
お隣とペアになり、コネクションから連想される単語をせーので挙げる後半戦!
協力型パーティゲームの新定番!
2〜6人用/15分/税込2,200円!動画:ひみつり様(@bg_himitsuri) pic.twitter.com/rHvOlGQZh9
— ケンビル (@tg_kb) July 1, 2021