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コナミなど3社がボードゲームでメディアミックス「ヨフカシプロジェクト」始動

コナミデジタルエンタテインメント、オーシャンフロンティア(アニメイトグループ)、ドロッセルマイヤー商會の3社は本日、共同でメディアミックスプロジェクト「ヨフカシプロジェクト」第1弾・第2弾の先行予約を開始した。ドロッセルマイヤーズ代表の渡辺範明氏がディレクションを担当し、ボードゲームを起点にIP(知的財産)を育てる。

デジタルゲームの企画開発を行っている2社と、ドロッセルマイヤー商會による三社合同プロジェクト。まずボードゲームを制作し、その中に出てくるキャラクターや物語をさまざまなメディア(未発表)に展開する。

第1弾はイメージを伝えるコミュニケーションゲーム『まっぷたツートンソウル』。怪しげな「魂のマッチングアプリ」に導かれ集まった8人の高校生たちが、自分の前世の姿(人物、動物、道具など)のイメージをもとに、関連するワードを並べて自分と同じ前世(同じ人物、動物、道具など)をもつ運命の相手を探す。ゲームデザイン・渡辺範明(ドロッセルマイヤーズ)、キャタクターデザイン・寺田てら、シナリオ・アサウラ、3~8人用、10歳以上、30分、3850円(税込)。
https://yofukashiproject.com/mapputa/

第2弾はデッキミキシング・ボードゲーム『魔警オルトロス』。未来の東京を舞台に、8人の特殊魔法警察官たちが、手札を魔導書にして頻発する魔法犯罪の犯人を追い詰める。8人の中から2人を選び、そのデッキをミックスしてヴィランと戦う。ゲームデザイン・木皿儀隼一(ワンドロー)、キャタクターデザイン・キナコ、シナリオ・桜井光氏&モンスターラウンジ、2~4人用、10歳以上、30~40分、5280円(税込)。
https://yofukashiproject.com/orthrus/

どちらも発売は2022年1月で、本日からクラウドファンディングサイト「Makuake」にて特典付き先行予約受付中。ゲームマーケット2021秋で試遊展示される。

Makuake:【2作品発表&先行予約】次世代ボードゲームシリーズ「ヨフカシプロジェクト」始動

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富と名声でマハラジャに!『ガンジスの藩王』日本語版、12月発売

nostalgia長泉店は11月下旬12月、『ガンジスの藩王(Rajas of the Ganges)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、12歳以上、45~75分、7590円(税込)。

オリジナルはフッフ社(ドイツ)から2017年に発売された作品。国際ゲーマーズ賞1位、ドイツゲーム賞3位に選ばれている。16世紀のインドで地方豪族となって富と名声を競うワーカープレイスメントゲームだ。

手番にはワーカーを置いて、そこに指定された目のダイスを支払ってアクションを行う。石切り場アクションで自分のプレイヤーボードに市場や建物タイルを置き、市場アクションで絹・茶・スパイスから収入を生み出し、宮殿アクションでダイスを増やしたり、スタートプレイヤーを取ったり、建物の得点を上げたりする。ガンジス川アクションでは、自分の船を進めてボーナスを得る。

こうしたアクションで得られるお金と名声はトラックで記録されるが、それぞれ反対側からスタートして交差したらゲーム終了になる。より深く交差したプレイヤーが勝利するので、どちらも蔑ろにできない。

ほかのプレイヤーの動向を見据えつつ、自分の前にあるダイス目と相談しながら、どのアクションをどういう順番で選ぶか、どのタイルを取るかが悩ましい。さまざまな要素を備えたシステムに加え、コンポーネントのアートワークも豪華な作品。拡張モジュールや上級者ルールも入っており、リプレイ性にも優れている。