コナミなど3社がボードゲームでメディアミックス「ヨフカシプロジェクト」始動
デジタルゲームの企画開発を行っている2社と、ドロッセルマイヤー商會による三社合同プロジェクト。まずボードゲームを制作し、その中に出てくるキャラクターや物語をさまざまなメディア(未発表)に展開する。
https://yofukashiproject.com/mapputa/
https://yofukashiproject.com/orthrus/
どちらも発売は2022年1月で、本日からクラウドファンディングサイト「Makuake」にて特典付き先行予約受付中。ゲームマーケット2021秋で試遊展示される。
富と名声でマハラジャに!『ガンジスの藩王』日本語版、12月発売
11月下旬12月、『ガンジスの藩王(Rajas of the Ganges)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、12歳以上、45~75分、7590円(税込)。
オリジナルはフッフ社(ドイツ)から2017年に発売された作品。国際ゲーマーズ賞1位、ドイツゲーム賞3位に選ばれている。16世紀のインドで地方豪族となって富と名声を競うワーカープレイスメントゲームだ。
手番にはワーカーを置いて、そこに指定された目のダイスを支払ってアクションを行う。石切り場アクションで自分のプレイヤーボードに市場や建物タイルを置き、市場アクションで絹・茶・スパイスから収入を生み出し、宮殿アクションでダイスを増やしたり、スタートプレイヤーを取ったり、建物の得点を上げたりする。ガンジス川アクションでは、自分の船を進めてボーナスを得る。
こうしたアクションで得られるお金と名声はトラックで記録されるが、それぞれ反対側からスタートして交差したらゲーム終了になる。より深く交差したプレイヤーが勝利するので、どちらも蔑ろにできない。
ほかのプレイヤーの動向を見据えつつ、自分の前にあるダイス目と相談しながら、どのアクションをどういう順番で選ぶか、どのタイルを取るかが悩ましい。さまざまな要素を備えたシステムに加え、コンポーネントのアートワークも豪華な作品。拡張モジュールや上級者ルールも入っており、リプレイ性にも優れている。