秋田のボードゲームカフェ「クロックワイズ」は3日、ミュージックアルバム「A tribute to CLOCKWISE」を発売した。全17曲、73分52秒、CD版2000円（＋送料）、ダウンロード版1500円（各税込）。購入は店頭または下記リンクから。

オープン5周年を記念して、世界中のアーチストがジャンルの壁を超えて集結し、楽曲を提供したという体で作られたアルバム。「クロックワイズ」のオーナーでビデオゲーム音楽も手掛けているdj氏が制作した。

すべてが英語または日本語のボーカル曲で、「クロックワイズ」のことだけでなく、ボードゲームあるあるも歌われている。歌詞だけでなく、ミュージックとしても完成度が高いアルバム。下記のYoutubeで試聴できる。

クロックワイズ：A tribute to CLOCKWISE

ケンビルは8月30日、『フィット・トゥ・プリント（Fit to Print）』日本語版を発売する。ゲームデザイン：P.マクファーソン、イラスト：I.オトゥール、1～6人用、10歳以上、15～30分、7480円（税込）。

フラットアウトゲームズ（アメリカ）から昨秋発売された作品。『タイニータウン』のマクファーソンがデザインした。動物たちの小さな町でリアルタイムで朝刊を作るパズルゲーム。

各プレイヤーはグリッドが入った新聞ボードに、さまざまな大きさの記事や広告をレイアウトする。ただし3～5分の制限時間がある上に、1枚1枚ではなく全部まとめて配置しなければならない。

同時プレイで中央の場から新聞記事を取り、必要だと思ったら自分の「デスク」上に置き、不要だと思ったら場に返す。「デスク」上の記事はまとめておき、十分集まったと思ったら取材を終えてレイアウトへ。レイアウトでは同じ色の記事が隣接できないなどさまざまな制限があり、終わったら「校了」となる。制限時間になったら途中でも校了。

全員が校了したら得点計算で、記事や写真、「特ダネ」の条件、明るいニュースと暗いニュースのバランス、最小余白ボーナスの得点を合計し、配置できなかった記事の失点と合わせて記録する。金・土・日と徐々に紙面を広げながら3ラウンド行って合計得点を競う。ただし広告収入が最も少ないプレイヤーは脱落となってしまう。

記事タイルは1枚1枚丁寧にローカライズされ、動物たちの生活文化が楽しめる。オトゥールのイラストと合わせて雰囲気も楽しめるタイル配置ゲームだ。

ケンビル：フィット・トゥ・プリント