ディストピアSFでコンボビルド『レッド・ライジング』日本語版、5月12日発売
アークライトゲームズは5月12日、『レッド・ライジング(Red Rising)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.シュミット&S.ステグマイヤー、イラスト:J.デイヴィス&M.ベンスキー&J.ウォン、1~6人用、14歳以上、45~60分、5720円(税込)。ゲームマーケット2022春にて先行販売。
アメリカのSF作家P.ブラウンによる同タイトルのディストピア小説シリーズに基づくボードゲームで、オリジナルはストーンマイヤーゲームズ(アメリカ)から2021年に発売された。階級に支配されたディストピア世界で支持者や優秀な仲間たちを集めて、頂点を目指すコンボビルドゲーム。
5枚の手札から1枚をボード上にプレイして効果を発動させ、山札か場札から補充する。14種類あるカードの色は階級を表しており、それぞれ「特色」を持っている。最上級のゴールドは単独で高得点をもたらすが、デメリットも抱えている。逆に最下級のレッドは単独ではほとんど得点にならないが、多く集めることで凄まじいコンボを狙うことができる。
使用する112枚のカードは全てユニークで、どのカードを揃えるか、それともリソース獲得に集中するか、多彩な戦略が楽しめる。1人で遊べるオートマルール付き。
内容物:ヘリウムトークン 60個、影響力トークン 60個、艦隊トークン 6個、スタートプレイヤートークン 1個、帝位トークン 1個、派閥タイル 6枚、ゲーム盤 1枚、スコアシート 1束、ライジングダイス 1個、ルール説明書 1冊、オートマルール説明書 1冊、キャラクターカード:112枚(65mm×100mm)、早見表カード 6枚(65mm×100mm)、ソロルール用カード類 30枚(57mm×87mm(25枚),65mm×100mm(5枚))
『ラブレター』10周年記念で3タイトル発売決定
アークライトは30日、カードゲーム『ラブレター』の同人版発表から10周年を記念して、3タイトル発売することを発表した。『ラブレター 第2版』が8月、数量限定の『ラブレター10周年記念版』が今秋、『ラブレター・ストーリーズ(仮)』が来春発売される。詳細はゲームマーケット2022春にて発表予定。
『ラブレター』は、カナイ製作所がゲームマーケット2012春にて封筒詰めの500円ゲームとして頒布した。日本ボードゲーム大賞(投票部門)で1位を獲得し、海外にも展開され、現在まで28言語、シリーズ累計販売数300万部の大ヒットとなった。協力者の力を上手に使い、姫もしくは姫に最も近い者に恋文を託すことを目指すたった16枚のカードゲーム。
第2版は「学者」「使用人」といった8種類16枚の新規カードを追加したリニューアル版。基本ルールで使うカードに混ぜたり、差し替えたりしてプレイの幅が広がる。パッケージと新規カードは初版のイラストを手がけた杉浦のぼる氏が描き下ろし。ルールブックも読みやすくなる。2~5人用、10歳以上、5分、2035円(税込)。
10周年記念版は、世界各国でプレイされてきた数々のバージョンを厳選して一堂に収録。日本未発売のルールも収録する。クラウドファンディングで支援者を募集予定。
ストーリーズ(仮)はこれまでにない、まったく新しい物語を遊ぶたびにつむいでいく。詳細未発表。